ケータイ Watch
最新ニュースIndex
【 2009/06/26 】
携帯フィルタリング利用率は小学生で57.7%、総務省調査
[17:53]
ドコモ、スマートフォン「T-01A」を28日より販売再開
[16:47]
ソフトバンク、コミュニティサービス「S!タウン」を9月末で終了
[15:51]
ソフトバンク、ブランドキャラクターにSMAP
[15:34]
カシオ、携帯での閲覧にも対応した画像変換ソフト
[14:56]
テレビ朝日、iモードで動画配信「テレ朝動画」を開始
[13:54]
ファーウェイ、東京に「LTEラボ」開設
[13:22]
SoftBank SELECTION、iPhone 3GS向けケース3種発売
[13:04]
「G9」の文字入力に不具合、ソフト更新開始
[11:14]
アドプラス、iPhone 3G向けコンバージョンレンズ
[10:41]

ソニー、高音質録音・ステレオマイク搭載のICレコーダー

「ICD-SX77」(左)と「ICD-SX67」(右)

バックライト搭載。下の画像は録音時の画面
 ソニーは、従来よりも高音質な録音を実現するステレオハイクオリティモード(STHQ)や、ステレオマイクを搭載したICレコーダー「ICD-SX77」「ICD-SX67」を3月16日に発売する。いずれもオープンプライスとなるが、店頭価格は「ICD-SX77」が25,000円前後、「ICD-SX67」が20,000円前後になる見込み。

 従来のステレオモードよりも高音質な録音が可能なSTHQモードを搭載し、80~20,000Hzまでの広帯域をカバーする。また、従来のステレオモードの周波数帯域も13,500Hzから16,500Hzに拡張され、高音質化を実現している。

 本体には直径10mmのステレオマイクを搭載し、従来機「「ICD-SX66」「ICD-SX56」よりも約3倍マイク感度が向上。マイクは指向性切り換えスイッチを備え、「入」にすると指向性のあるモノラルマイク、「切」にするとステレオマイクと、用途に合わせて切り換え可能になっている。パッケージには、ICレコーダーの接地面からのノイズを低減する専用スタンドが同梱、裏面には三脚を固定できるネジ穴も用意されている。

 録音する音声の大小を自動的に調整し、均一な録音が可能な「オート録音」、エアコンやプロジェクターなどのから発生するファンノイズを低減する「LCF(ローカットフィルター)」などを搭載する。また、再生スピードは通常の約3倍から1/4倍速の間で調整可能。音の有無に合わせて自動録音・一時停止を行なう機能なども用意される。

 さらに、パソコンと接続するとUSBマスストレージとして利用可能で、MP3形式の音楽データを転送すれば音楽プレーヤーとしても利用できる。ID3タグをサポートするため、楽曲再生時に曲名やアーティスト名が表示される。

 ディスプレイは、漢字表示に対応したバックライト付きの液晶ディスプレイを搭載。基本的なスペックは「ICD-SX77」と「ICD-SX67」に違いはないが、搭載される内部メモリ容量が、1GB(ICD-SX77)と512MB(ICD-SX77)となっている。

 録音形式はLPECで、再生はLPECのほかMP3もサポートする。本体には単4ニッケル水素充電池が2本同梱され、付属のUSBケーブルでパソコンで接続して、パソコン側からの給電で充電が可能。さらに、別売のUSB充電ACアダプター「AC-U50A」を利用することでパソコンなしでも充電できる。

 録音モードは、LP/SP/STLP/ST/STHQの5種類。もっとも高音質なSTHQでは最大17時間25分(ICD-SX67は8時間35分)、モノラル録音ながら長時間録音に対応したLPモードでは最大374時間55分(ICD-SX67は185時間55分)の録音が可能。なお、録音時のバッテリー持続時間はSTHQモードで約13.5時間、LPモードで約19時間となる。

 大きさは30.8×119.3×14.9mmで、重さは約70g(電池含む)。ボディカラーは「ICD-SX77」がダークシルバー、「ICD-SX67」がシルバーとなる。


専用スタンド同梱


URL
  ニュースリリース
  http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200702/07-0206/


(津田 啓夢)
2007/02/06 16:40

ケータイ Watchホームページ

ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.