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ドコモ、国際ローミング時の認証問題でFOMAカードを交換

対象端末は「SIMPURE N」「SIMPURE L」「NM850iG」「hTc Z」「BlackBerry 8707h」の5機種
 NTTドコモは、国際ローミング対応端末とFOMAカードを組み合わせて利用した場合、一部の海外事象者において、正常にネットワークの認証が行なえず、日本帰国後も音声通話やiモードが利用できない状態になる事象が発生することを明らかにした。

 今回の事象は、一部の海外事業者のネットワークにおいて、「SIMPURE N」「SIMPURE L」「NM850iG」「hTc Z」「BlackBerry 8707h」と特定バージョンのFOMAカードを組み合わせて利用した場合、ネットワークの認証が正常に完了せずに日本国内でも通話やパケット通信が利用できなくなるというもの。

 事象はW-CDMA/GSM方式のどちらにも該当する。原因は、海外事業者との認証時に、国際標準規格である3GPPに準拠しない手順で処理された信号が送信される場合があるためとしている。ドコモによれば、信号自体は3GPPに準拠したものだが、その送信方法がイレギュラーであるため、携帯電話側が不正な信号として処理してしまうとのこと。

 対象となるバージョンのFOMAカードを所有するユーザーは約24万人。事象が発生する可能性のある5機種のうち、6割程度のユーザーが該当するという。ただし、「hTc Z」「BlackBerry 8707h」は、発売時に今回の事象が発生しないFOMAカードと販売されているため、事実上、「SIMPURE N」「SIMPURE L」「NM850iG」の3機種のユーザーがほとんどだという。

 なお、ユーザー側でFOMAカードのバージョン確認は行なえない。対象ユーザーには、3月19日からダイレクトメールで案内され、後日、ドコモの故障取扱窓口で不具合改修済みのFOMAカードと無償で交換することになる。自分のFOMAカードを確認したい場合は、「FOMAカード取替」お問い合わせセンターに連絡する。

 なお、ドコモは昨年7月、「SIMPURE N」「SIMPURE L」において今回と同様の事象が発生すると発表。販売一時停止措置など、対策を講じてきた。同社によれば、今回の事象は当時講じた対策とは別の原因によるものだとしている。



URL
  お知らせ
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/070312_00.html
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20070312.html

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(津田 啓夢)
2007/03/12 15:07

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