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シャープ、高精細・広視野角の新「モバイルASV液晶」開発

モバイルASV液晶。左が従来品で右が新開発のもの
 シャープは、携帯電話などのモバイル機器向けに、高コントラストかつ広視野角、高速応答を実現した新「モバイルASV液晶」を開発した。同製品は、2007年秋頃を目途にワンセグ対応携帯電話用モジュールとしてサンプル出荷が開始される予定。

 今回発表された新「モバイルASV液晶」は、コントラスト比2000:1の高コントラスト、視野角上下左右斜め176度の広視野角、8ms(黒白表示)の高速応答を実現したモデル。屋内外でも見やすく、応答速度が速いため、特に動画閲覧時に高精細な表示が行なえる。

 なお、開発したモジュールは2.2型、240×320ドットと、携帯電話やデジタルカメラなどでの利用を想定したものだが、ゲーム機やPDA端末、モバイルパソコン、カーナビなど、ワイドVGAサイズを含むいわゆる中小型液晶用のラインナップが登場する予定。

 発表会で説明を行なったシャープ モバイル液晶事業本部 本部長 方志教和氏は、中小型液晶市場の伸長率を20.9%と語っており、今後、海外でのモバイルテレビ放送など、新メディアの拡大によりさらなる市場の拡大に期待を寄せた。

 ワンセグ対応携帯電話端末の出荷台数は、2007年2月に500万台を突破。方志氏は2007年夏にも累計1,000万台を超えるとの予測を示した。また、新液晶モジュールの開発コストについては「1.3倍までに抑えたい」とコメント。気になる携帯電話への実装時期については明言を避けた。


特長 仕様 ワンセグ端末の市場規模

高コントラスト 広視野角 高速応答

システム液晶技術の概要 中小型液晶の市場規模


URL
  ニュースリリース
  http://www.sharp.co.jp/corporate/news/070417-a.html


(津田 啓夢)
2007/04/17 16:02

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