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ソフトバンク、携帯用共通APIプラットフォーム「POP-i」

 ソフトバンクモバイルは、携帯電話用共通API指向型プラットフォーム「POP-i(Portable Open Platform Initiative)」(ポパイ)の開発に着手すると発表した。共通プラットフォームを採用したモデルは、来年以降登場する見込み。

 「POP-i」は、異なるOSやチップセットの違いを吸収し、メーカー間でアプリケーションやミドルウェアの共通化が図れるプラットフォーム。メーカーは携帯電話開発において、アプリケーション開発期間の短縮や開発コストの低減を期待できるほか、ハードウェアの進化に対して、開発したソフトを引き継げるような仕組みになるという。

 携帯電話向けAPI仕様の「OpenKODE」を採用し、オープンプラットフォームとして展開する。動画や3Dなどのマルチメディアソースを包括的に扱うことが可能で、従来よりもリッチなコンテンツの提供が可能になるとしている。プラットフォームは、ソフトバンクがアプリックスやACCESSとともに共同開発する。

 発表会で「POP-i」を説明したソフトバンクの代表取締役社長の孫氏は、プラットフォームの特徴を説明する中で、クアルコムのBREWを例に挙げた。同氏は、クアルコムのBREWは、クアルコムのチップセット上で動作するアプリケーションプラットフォームであるのに対し、「POP-i」は、チップセットやOSに依存しない点が特徴になるという。

 なお、賛同するメーカーは、サムスン電子、シャープ、東芝、NEC、パナソニック、アプリックス、ACCESSなど。ソフトバンクでは、「POP-i」の仕組みを将来的に海外にも展開していきたい考えだ。


賛同メーカー アプリケーションを共通化


URL
  ソフトバンクモバイル
  http://www.softbankmobile.co.jp/


(津田 啓夢)
2007/05/22 21:19

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