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イー・モバイル「D01HW」に不具合、当面Mac OSのみ対応

D01HW
 イー・モバイルは、USB接続型のデータ通信端末「D01HW」を一部のWindows OSなどで利用した場合に、端末を認識しないといった不具合が発生していることを明らかにした。

 「D01HW」は、下り最大3.6MbpsのHSDPA方式に対応したHuawei製のUSB接続型データ通信端末。6月23日に発売された。不具合は、旧タイプのMac OSおよび一部のWindows OS搭載パソコンで「D01HW」を利用した場合、端末を認識しない、ユーティリティソフトが起動しない、接続できないといった事象が確認されているという。

 Mac OSについては、6月29日より、イー・モバイルのWebサイトにおいて改良済みのソフトウェアを配布する。

 だが、Windows OSにおいて発生する不具合は、対象となるOSが多岐に渡り、同じOSであっても不具合の発生する場合と発生しない場合があるなど、原因の特定にある程度の時間がかかるとしている。イー・モバイルとHuaweiは、Windows版の改良ソフトによる完全対応を進めるとしているが、今日明日中に解決できる問題ではないという。

 このため、「D01HW」は当面、Mac OS対応として販売を継続する。Windows環境のユーザーについては、導入方法などの再確認で事象解決を図るほか、事象が解決しない場合には「D01NE」「D01NX」といったCFカードタイプ、PCカードタイプのデータ通信カードに無償で交換する。また、解約を希望する場合は、月額料金など含めて無償で解約を受け付ける。改良済みのソフトが用意でき次第、対象のユーザーに連絡する。

 このほか、「D01HW」を購入した全てのユーザーを対象に、2007年6月分の月額基本利用料は無料にする。

 23日に発売された「H01HW」は現在、1,400台が販売された。このうち、問い合わせは100件程度集まっているという。



URL
  ニュースリリース
  http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=480

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(津田 啓夢)
2007/06/29 15:43

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