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So-net、iモード公式サイトでSNS開設サービス「SNSを作ろう!」

 ソネットエンタテインメント(So-net)は、iモード向けにSNS開設サービス「SNSを作ろう!」の提供を開始した。iモードの公式サイトとして提供され、利用料は無料。開設されたSNSには3キャリアの携帯電話とパソコンから参加できる。

 今回提供が開始された「SNSを作ろう!」は、パソコン向けに提供されている「So-net SNS」(β版)のSNS開設機能を携帯電話向けに提供するもの。携帯電話だけでSNSを開設でき、友人などを招待してユーザー好みのSNSとコミュニティを実現できるという。SNSを開設したオーナー同士が交流できる「オーナーズSNS」も用意される。

 なお、携帯向けの「SNSを作ろう!」で作成したSNSは携帯電話からのみ管理でき、パソコン向けの「So-net SNS」で作成したSNSは携帯電話で管理できない。これらの相互管理機能は現在開発中。

 同サービスへは、iモードの公式メニュー「コミュニティ/SNS」からアクセスできる。


トップページ ※イメージ SNS内のホーム ※イメージ

既存のSNSとは相互補完の関係を目指す

ソネットエンタテインメント ポータルサービス事業部門 CGMサービス部 SNSチーム チームリーダーの千輝 仁氏(右)と、同チームの生田 哲也氏(左)
 2006年6月よりサービスを開始したパソコン向けの「So-net SNS」(β版)では、ユーザーにより開設され、現在稼働しているSNSが約5,000程度あるという。これらのSNSを利用するユーザー数は合計で約10万人程度になっているとのこと。今後はドコモ以外のキャリアで公式サイトとして提供できるよう検討されるほか、携帯から開設されたSNSの見た目をカスタマイズする機能なども検討される予定。

 ソネットエンタテインメント ポータルサービス事業部門 CGMサービス部 SNSチーム チームリーダーの千輝 仁氏によれば、同サービスはパソコン版のサービスが開始されてから2カ月後には携帯からも閲覧できるようになり、現在は利用者の約半分が携帯電話から利用しているという。また、最大数のメンバーを抱えるSNSは約80%が携帯電話から利用しているというデータもあり、オーナーの設定により携帯電話からのみ参加できるようにしているSNSもあるなど、携帯電話だけで開設から運営まで行なえるような仕組みに需要があるとみて、今回のサービス提供に至ったという。

 mixiをはじめ、SNSにはすでにいくつかの大手サイトが存在する状況にあるが、同社が提供するSNSサービスは、「相互補完、共存の関係を築けるのではないか」とのことだった。大手のサービスでは利用するユーザー数が膨大になっており、新たな出会いが魅力になる一方、「そこから抜け出したいという人も出てくるのではないか」という。今回携帯向けに提供されるSNS開設サービスも、身近な知り合いを誘って始められる気軽なものにしていきたいとしている。



URL
  ニュースリリース(PDF形式)
  http://www.so-net.ne.jp/corporation/release/2007/pub070820.pdf
  サービス案内ページ
  http://www.so-net.ne.jp/sns/mobile/


(太田 亮三)
2007/08/20 11:47

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