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KLabは、携帯電話向け電子コミックの利用動向に関するアンケート調査の結果を発表した。
調査は、同社運営の携帯電話向けポイントサービス「ケータイコイン」の会員を対象に行なわれ、有効回答数は7,875人。回答者の男女比は、男性が44%、女性が56%。年齢別に見ると、10代が12%、20代が35%、30代が37%、40代が14%、50代が2%。利用キャリア別では、NTTドコモユーザーが48%、auユーザーが46%、ソフトバンクユーザーが6%となっている。
まず、携帯電話向け電子コミックの利用動向について、10個の選択肢から3つまで回答を募ったところ、肯定的な選択肢では「いつでもどこでも読めるからいい」が22%、「かさばらない・置き場所に困らないからいい」が17%、「コッソリ読めるからいい」が12%、「書店に行って探さなくてすむからいい」が9%、「コミックを買うより安いから利用している」が5%、「読みやすいからいい」が3%で、価格よりも利便性を評価する回答を選択する傾向となっている。
一方、否定的な選択肢では「利用しない・興味がない」が39%、「利用してみたが読みにくいから利用していない」が19%、「利用してみたが読みたい作品がないから利用していない」が16%、「コミックを買うより高いから利用していない」が7%、という形になった。こちらも価格に関する選択肢はあまり選ばれず、利用した経験を踏まえた上での選択肢に回答が集まっている。同社では「携帯コミック特有の見せ方に違和感を覚えるようだ」と分析している。
利用した理由を尋ねた設問では、「懐かしい作品を読みたかった」が41%、「新しい作品を読みたかった」が32%を占めた。また電子コミックサイトへアクセスした経緯については「バナーやメルマガの広告からアクセス」が58%となっており、KLabでは「6月に発表した携帯サイトへのアクセス方法の調査では『携帯電話の検索サイト』が一番多い回答だった。他サイトの閲覧中にバナー広告をクリックして訪れるユーザーが多いことが窺える」としている。
1カ月間での電子コミック関連支出額は、「1~315円」が34%、「無料分しか読まない」が32%、「316~525円」が16%となっており、同調査では「ヘビーユーザーは少ない」と見ている。
■ URL
プレスリリース
http://www.klab.org/press/2007/070822.html
(関口 聖)
2007/08/22 12:58
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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