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今回発表された「DS-60」は、録音・再生の性能向上が図られたICレコーダー。録音機能では、新たに開発された着脱式ステレオマイクが採用され、回路の最適化などによって録音S/N比（録音時のノイズの少なさを示す値）は従来製品より低減している。また、指向特性制御技術「DVM」が採用され、録音モードとして新たに「指向性マイクモード」を搭載する。これにより側面からの雑音を低減し、正面に指向特性を持たせて録音できる。このほかノイズキャンセルやローカットフィルター、音声フィルターが用意されている。 再生機能では、映画館やプロ向け音響機器で利用される臨場感を高めるというサラウンド方式の携帯機器バージョン「EUPHONY MOBILE」を搭載し、音質向上が図られている。再生時に「EUPHONY MOBILE」のレベルをNatural、Wide、Power、OFFのいずれかで設定でき、高音域を補完しつつ低音域を拡張して、原音に近い音質で再生できる。また、ポッドキャストに対応し、9段階の早聞き・遅聞き機能などが利用できる。 録音データはWMA形式で保存され、再生ではWMA形式とMP3形式をサポートする。本体に2GBメモリを内蔵し、音声レコーダーでは5個のフォルダが、音楽プレーヤーでは128個のフォルダが利用できる。 大きさは、111×37.5×16mm（長×幅×厚）、重さ80g（電池、マイク含む）。録音時間は、ステレオXQモードで35時間10分、ステレオHQモードで70時間25分、ステレオSPモードで140時間45分、HQモードで約140時間45分、SPモードで約277時間10分、LPモードで約551時間。単4電池2本で動作し、アルカリ電池の場合、約32時間の録音（モノラルLP）、約32時間のイヤホン再生が可能。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.olympus.co.jp/jp/news/2007b/nr070829ds60j.cfm 製品情報 http://olympus-imaging.jp/voicetrek/ds60/ （関口 聖） 2007/08/29 12:20 | ||||||
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