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これまで「上戸彩」というワードで検索すると、着うた配信サイトやスポンサーサイトが検索結果上部に表示されている。しかし、ヤフー側では「芸能人の名前と画像がリンクされることが多い」などの経験則に基づくデータを保有しており、今回の機能拡張でそのルールが適用され、「上戸彩」で検索すると検索結果画面上部に画像一覧が表示される。また「天気」「横浜」と入力すると、気象情報サイトへのリンクだけではなく、検索結果上部に横浜エリアの気象情報が表示される。 新機能は3G端末で利用できる。ヤフーでは各キャリア向けのサイトを展開しているが、今回の機能拡張は当面Yahoo!ケータイ版でのみ提供される。 ヤフーでは、今回の機能は「oneSearch（ワンサーチ）」というコンセプトに基づく機能「ダイレクト・ディスプレイ」と説明している。これは、「何度もクリックしなければ情報が見つからない」という状況を回避し、一度の検索でユーザーが求めている情報を表示させることを目指すもの。ユーザーの行動履歴を分析することで、キーワードに応じて、的確な情報を表示できるよう調整が重ねられている。今回の機能拡張による表示の変化は携帯電話向けの検索でのみ適用されるが、同じ仕組みはパソコン向け検索サービスでも取り入れられている。 発表会場の展示コーナーにいた担当者によれば、「入力される全ての検索ワードのうち、20％程度が今回の機能拡張にマッチすると見ている」という。また、ヤフーがソフトバンクのグループ会社であることから、ヤフーのみで収集した情報に加えて、ソフトバンクモバイルが保有する情報も活用できたことが特徴という。 会見では、ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏が「（旧ボーダフォンライブ！から）Yahoo!ケータイになり、1年で利用が66倍になった。今回の機能拡張は、Yahoo!ケータイ第2世代と言えるもの。掘り下げることで、検索の手間を省くサービスだ」と述べていた。
■ ＵＲＬ ニュースリリース（PDF形式） http://broadband.mb.softbank.jp/corporate/release/pdf/20071022_4j.pdf （関口 聖） 2007/10/22 17:02 | ||||||||
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