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音声入力で英語に翻訳「しゃべって翻訳」をプリインストール

音声入力画面

音声入力画面
 11月1日に発表されたドコモの新機種群のうち、905iシリーズには、音声認識技術を活かしたiアプリ「しゃべって翻訳」がプリインストールされる。

 「しゃべって翻訳」は、ATR-Trek提供のiアプリ。和英/英和の翻訳が可能で、たとえば日本語で話しかけると英文で表示され、英語で話しかけると日本語で表示される。たとえば「コーヒーのお代わりをください」と話すと、画面には「Some more coffee plaese」と表示される。街中など、うるさい環境でも利用できるとのことで、多くの報道関係者が詰めかけた1日の発表会場でも翻訳に成功していた。

 話しかける人のプロフィールとして、性別と年齢を指定できる。これは、年齢によって声質がくぐもってしまうなどの変化があるため。ただし、プロフィール設定の有無によって、音声認識の精度が大きく変わることはないとのこで、設定していなくても動作するという。

 利用料は月額157円だが、初回起動から60日間は全ての機能を利用できる。61日目以降は、空港/レストランを想定した会話のみ無料で利用できる。


海外で相手に喋ってもらう時には、「発話を依頼する」画面表示も 翻訳結果
海外で相手に喋ってもらう時には、「発話を依頼する」画面表示も 翻訳結果

音声認識の仕組み

 905iシリーズでは、「しゃべって翻訳」のほか、「地図アプリ」や「直感ゲーム」での音声入力に対応する。このうち、「しゃべって翻訳」と「地図アプリ」の場合は端末側で特徴を抽出し、サーバー側で処理する形となっている。この場合、端末側で音声の特徴を抽出するのは、音声を認識するソフトウェア(音声認識フロントエンド)が担う。「しゃべって翻訳」「地図アプリ」では、その仕組み上、通信が発生することになるが、5秒程度の音声で発生する通信量は150パケット程度とのこと。一方、「直感ゲーム」では全てアプリ内で音声認識と解析処理が行なわれている。


プロフィール設定画面 操作方法を学べるチュートリアルでは、音量チェックもできる
プロフィール設定画面 操作方法を学べるチュートリアルでは、音量チェックもできる

マイクから離れて喋ったところ、認識に失敗した原因を示した ゆっくり喋るよりも、普段通りに喋ったほうが認識されやすい
マイクから離れて喋ったところ、認識に失敗した原因を示した ゆっくり喋るよりも、普段通りに喋ったほうが認識されやすい


URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/071101_00.html

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(関口 聖)
2007/11/01 22:38

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