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モバイルSuicaでJR東日本の新幹線チケット、詳細が明らかに

モバイルSuica特急券の画面イメージ

モバイルSuica特急券の画面イメージ
 JR東日本は、携帯電話向けサービス「モバイルSuica」の新機能として、JR東日本の新幹線に乗車できる「モバイルSuica特急券」を発表した。2008年3月より提供される予定だが、日程は決定次第あらためて発表される。

 「モバイルSuica特急券」は、モバイルSuicaユーザーがおサイフケータイでJR東日本の新幹線に乗車できるようにするサービス。今年5月に「Suica・TOICA・ICOCAの相互利用」が発表された際、あわせて明らかにされていた。

 利用するには、事前の「利用登録」(無料)が必要となっている。新幹線の指定席・自由席の購入機能およびチケットレスでの乗車機能、指定席購入時に座席表を見ながら手続きできる機能、出発前に手数料なしで何回でも列車変更できる機能が用意される。

 乗車できる新幹線は、東北・上越・長野・山形・秋田の各路線。おサイフケータイで予約手続きすることで決済し、乗車前に特急券データをダウンロードしておけば、チケットレスで乗車できる。これにあわせ、新幹線の改札にはSuica用リーダーライターが設けられる。乗車中は車掌からのチェックがなく、同社では「ゆっくりとくつろげる」とアピールしている。新幹線に乗降車する前の在来線料金は、電子マネー(SF)で支払える。

 たとえば、新宿から松島に行く場合、東京駅で新幹線の改札をくぐると、新宿―東京間の運賃が差し引かれ、特急券入場処理が行なわれる。仙台経由で松島に降りる場合には松島の改札で、仙台―松島間の運賃が差し引かれる。なお、一般の乗車券には、「東京都区内」「山手線内」「仙台市内」という在来線エリアが指定されることがあるが、「モバイルSuica特急券」の場合は在来線エリアが付かない。従って、新幹線の乗降駅までの運賃が必要になる。

 ただし、モバイルSuica特急券の値段は、繁忙期などの区別なく、年間を通じて自由席・指定席ともに同じ値段となり、その値段設定は一般の自由席チケットよりも安価となっている。たとえば東京駅から仙台まで、特急券は通常10,590円、自由席は通常10,080円だが、モバイルSuica特急券では自由席・指定席ともに9,700円となる。なお、モバイルSuica特急券の購入時に席を指定しなければ、自動的に自由席として取り扱われる。

 このほか、JR東海のサービスとして、モバイルSuicaユーザーが「エクスプレス予約」会員になれば、1台のモバイルSuicaで東海道新幹線と在来線がシームレスに利用できるようになる。提供開始時期は、2008年3月から。なお、「エクスプレス予約」は、JR東海発行のクレジットカード「エクスプレス・カード」か、JR西日本の「J-WESTカード(エクスプレス)」の会員向けサービス。両カードともに年会費1,050円となっている。



URL
  プレスリリース(PDF形式)
  http://www.jreast.co.jp/press/2007_2/20071201.pdf

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(関口 聖)
2007/12/03 21:51

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