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キータッチを極力少なくできる文字入力システム「T9」

 AOL傘下のテジックコミュニケーションズが、携帯電話向けの文字入力システム「日本語版T9テキストインプット」のバージョン4.2.1を発表した。

 T9は、1文字につき1回のキータッチで文字入力が行なえるという携帯電話向けの文字入力システムで、欧米ではすでに広く普及している。例えば「おはよう」と入力する場合、通常の携帯電話では、「あ」のキーを5回、「は」のキーを1回、「や」のキーを3回、「あ」のキーを3回の計12回のキータッチが必要となるが、同システムでは、「あ」「は」「や」「あ」をそれぞれ1回ずつ、計4回のキータッチで済む。

 テジックコミュニケーションズでは、これまでも同システムを日本メーカーに対して売り込んできたが、今のところ日本語版が実装された例はない。今バージョンでは、読み学習機能や部分変換機能、半角カタカナ入力機能などが追加され、直感的かつスピーディな文字入力が可能になったことで、同社では、ようやく日本の携帯電話に実装できるレベルになったとしている。同社によると、年内にはこの技術を搭載した携帯電話が日本でも登場する見込み。

 なお、携帯電話の文字入力機能については、ソニーがオムロンソフトウェアの日本語変換システム「モバイルWnn」や独自開発の入力補完システム「POBox」を自社製品に搭載するなど積極的。ケンウッドもJ-フォンの「J-K03」に入力文字予測機能を搭載している。

 今年の携帯電話市場の動向については、IMT-2000の導入に期待が集まっているが、こうした日本語入力システムの技術革新もトレンドの1つとして注目しておきたい。

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お問い合わせ先
  テジックコミュニケーションズ
  Tel: 03-5326-3360
  Fax: 03-5326-3001
 


URL
  テジックコミュニケーションズ(英文)
  http://www.tegic.com/


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(湯野 康隆)
2001/01/12 17:51

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