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ノキア、IBM、ソニー、ピツニーボウズは、環境保護に役立つ技術の特許を無償開放すると発表した。 今回の取り組みは、各社が保有する特許のうち、環境保護に役立つものを無償で公開することで、研究者や企業などによるサービスや製品の開発・創出を促すというもの。「IBMグローバル・イノベーション・アウトルック」という国際会議で提案された。 公開される特許群は、「Eco-Patent Commons」（エコ・パテントコモンズ）と呼ばれており、製造やビジネスのプロセスに関わるものや、有害廃棄物の発生削減、物流ソリューションに関する特許が含まれている。これにより、エネルギー利用効率の向上や汚染防止、水や材料の資料削減、リサイクルの拡大などに役立つことが期待されている。 このうち、ノキアでは、不要になった携帯電話をデジタルカメラやディスプレイ機器に作り替えるという特許を開放している。 ■ ＵＲＬ 世界経済人会議 プレスリリース（英文） http://www.wbcsd.org/plugins/DocSearch/details.asp?type=DocDet&ObjectId=Mjc5OTk IBM プレスリリース（邦訳） http://www-06.ibm.com/jp/press/2008/01/1501.html （関口 聖） 2008/01/15 14:14 | ||||||
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