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ウィルコムと京セラ、「WX310K」のアップデータ配布を再開

 ウィルコムと京セラは、一旦公開しながら、適用すると不具合が発生するため、配布を中止していた「WX310K」のバージョンアップソフトウェアを再公開した。

 「WX310K」向けのバージョンアップソフトは、EメールやOperaブラウザの動作で改善を図るものとして、2007年12月19日に公開されたが、ソフト更新後に端末が起動しなかったり、スケジュールなどに登録したデータを参照できなかったりする不具合が発生することが確認され、配布が中止された。

 その後、2008年1月16日に改めてバージョンアップソフトが公開されたが、こちらも適用後にBluetooth接続が不安定になる事象が報告され、再び配布が中止となった。

 2度の中断を経て、今回3度目のバージョンアップソフトが公開された。1月16日公開版を適用したユーザーは、今回公開されたバージョンの適用が推奨されている。昨年12月19日に公開されたバージョンを適用したユーザーについては、今回公開したバージョンが適用できないため、ウィルコムでは修理を依頼するよう呼びかけている。修理については無償で請け負う方針が明らかにされている。

 なお、バージョンアップによって不具合が発生したユーザー数について、ウィルコムは「非公表」としている。



URL
  バージョンアップソフトウェアのダウンロード再開について
  http://www.willcom-inc.com/ja/info/08020601.html

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(関口 聖)
2008/02/06 16:31

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