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イー・アクセスとソフトバンク、OpenWin存続へ

 イー・アクセスとソフトバンクは、2.5GHz帯のBWA(高速無線通信方式)免許取得を目指して設立した企画会社「オープンワイヤレスネットワーク(OpenWin)」について、両社が資本金を折半し、資本金・資本準備金を減額した上で同社を存続させる方針を発表した。

 2.5GHz帯の免許は、2007年5月に総務省が割当方針案を発表し、新規事業者のみ対象に審査されることになった。既存の携帯電話事業者の出資比率が規制されたため、ソフトバンクとイー・アクセスは、投資会社やインターネット接続事業者とともにOpenWinを9月に設立した。免許取得に向けて、OpenWinのほか、KDDI系のワイヤレスブロードバンド企画、ドコモとアッカ・ネットワークスが出資したアッカ・ワイヤレス、ウィルコムの計4社が名乗りを挙げたが、昨年12月21日、ウィルコムとワイヤレスブロードバンド企画に免許割当が決定した。免許獲得の争いに敗れた2社のうち、アッカ・ワイヤレスに関しては、アッカとドコモの提携関係が解消されていた。

 OpenWinについては、計8社が出資していたが、今回の発表を受け、イー・アクセスとソフトバンクが他の6社が出資した70.5億円分を半額ずつ買い取り、6社に資金を返却する。イー・アクセスとソフトバンクが50%ずつ出資する形態にした後、3月末までにOpenWinの資本金を200.5億円から1.8億円に減資する予定。

 OpenWin自体は清算されず、今後も存続される予定。役員体制は決まっていないが、存続の目的としては「WiMAXのMVNOに関する調査研究などのため」(ソフトバンク広報)という理由が掲げられている。ただし、今後の事業スケジュールや、具体的な事業内容は未定となっている。



URL
  ソフトバンク プレスリリース
  http://www.softbank.co.jp/news/release/2008/080215_0001.html
  イー・アクセス プレスリリース
  http://www.eaccess.net/cgi-bin/press.cgi?id=698

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(関口 聖)
2008/02/15 16:48

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