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ソフトバンク、ドラマと連携した「フォンブレイバー 815T PB」

フォンブレイバーパーツを付けた状態の「815T PB」

フォンブレイバーパーツを付けた状態の「815T PB」
 ソフトバンクモバイルは、テレビ東京系列6局ネットで4月より放映される「ケータイ捜査官7(セブン)」登場のキャラクターを題材にした携帯電話「フォンブレイバー SoftBank 815T PB」を4月下旬に発売する。

 「フォンブレイバー SoftBank 815T PB」は、着せ替え対応ケータイ「fanfun. 815T」をベースに、ドラマの登場キャラクターをモチーフにしたモデル。作中に登場するケータイ型ロボット“バディケータイ”こと「フォンブレイバー」の手足を模したパーツ「フォンブレイバーパーツ」を電池パック側に装着でき、変形させて手足が自由に動かせる。端末には人工知能搭載のコミュニケーションアプリ「バディトーク」がプリインストールされ、テキストによる会話を繰り返すことで人工知能が成長していく。旬の話題をダウンロードして取り込む機能も用意されている。

 また、番組の放送と連動する、RPG、ネットワーク対戦型ゲーム、ミニゲームを搭載。番組の進展に合わせて新たな追加要素が配信されるほか、前述のアプリ「バディトーク」の進化に合わせてゲームキャラクターの能力が強化されたりする。

 「フォンブレイバー SoftBank 815T PB」は、一般の携帯電話販売店を含め、4月下旬以降に販売が開始される予定。なお、「フォンブレイバーパーツ」単体の販売は予定されていない。同パーツ部分のサポートは初期不良のみの対応で、故障や消耗による修理対応などは予定されていない。


左がX07(ゼロナナ)シルバー、右がX01(ゼロイチ)シルバー
左がX07(ゼロナナ)シルバー、右がX01(ゼロイチ)シルバー

815Tをベースに手足が付いた「フォンブレイバー SoftBank 815T PB」 アプリ「バディトーク」では、ドラマの中で登場する「フォンブレイバー」そっくりの状態に

搭載アプリが連動して進化

アプリ「バディトーク」の概要 放送内容と連動していくゲームも搭載

制作陣。左からソフトバンクモバイル 営業・マーケティング副統括 マーケティング本部長の後藤 誠二氏、テレビ東京の五箇氏、シリーズ監督を務める三池氏、ウィズの横井氏、プロダクション・アイジーの石川氏

ソフトバンクモバイルの孫社長もビデオメッセージで登場

メインキャスト。左から三池監督、長澤 奈央、伊藤 裕子、窪田 正孝、津田 寛治、松田 悟志、岡本 奈月
 27日には都内で記者向けにドラマ「ケータイ捜査官7」の制作発表会が開催された。同番組は、ソフトバンクモバイル、ウィズ、プロダクション・アイジー、オー・エル・エム、アサツー・ディ・ケイの5社により制作される連続テレビドラマ。テレビ東京系6局ネットで4月2日夜7時から放送される。放送期間は1年間の予定。

 ドラマでは、人間とネットワークの在り方をテーマに、ネット犯罪に立ち向かう組織と戦いに巻き込まれていく高校1年生の主人公、主人公を助ける“バディケータイ”「フォンブレイバー」の活躍が、VFXを駆使した映像とともに描かれる。

 テレビ東京 ドラマ制作室 プロデューサーの五箇 公貴氏は、「ネットワークの在り方など、メッセージ性が強い内容。テレビドラマとしても意義深く、世の中に一石を投じることになれば」と期待を語った。

 企画・原作のウィズ 代表取締役社長の横井 昭裕氏は、「アトムやドラえもんなどのロボットは相棒として愛されてきた。現代人にとって必要なメカはケータイ。それが主人公になればというアイデアを石川さんに話したら、意気投合して始めることになった」と企画のいきさつを紹介。「苦労している中、孫社長に会うことができ、『ぜひやりましょう』と言われた。そこから話が進み、今では想像を超えるクオリティになっている。大人から子供まで楽しめるエンターテイメントを目指したい」と語り、予想を超えた仕上がりに自信を見せた。

 ソフトバンクモバイル 代表取締役社長の孫 正義氏からはビデオメッセージが会場に届けられた。孫氏はビデオの中で「コンピュータはよきパートナー、“バディ”として進化していくと信じている」と語り、「時代の進化を恐れるのではな楽しむ場になれば」と携帯の未来を描くドラマへの期待を語った。

 制作を担当するプロダクション・アイジー 代表取締役社長の石川 光久氏は、「テレビドラマの枠では通常受けてもらえないような監督に、各話の監督として参加してもらう。オー・エル・エムはポケモンで稼いだお金をつぎ込むと言ってくれたので、ウチのVFXの人間のクリエイター魂に火がついている。ウィズの横井さんは1度コケても2度はコケない人。120%成功すると信じている」と語り、番組の成功へ自信を見せた。石川氏は本誌の取材に対し、「当初はアニメーションで制作しようと考えていたが、ケータイの変形をどう格好よく見せるかというコンセプトを追求する過程で、実写でいこうとなった。子供向けに面白いものを、ということだが、子供に届く内容であれば大人も感動できる」と制作に至るまでの経緯や意気込みを語ってくれた。

 このほか、シリーズ監督を務める三池 崇史氏は、舞台挨拶の中で、「プロモーション映像はハードな内容だが、各話を担当するいろんな監督による、いろんな話がある。亀を探しているだけの回もあったり……最低限のルールを守ってもらえれば自由にしてもらうというスタンスで、これは、大人になってもルールを守れば自由でいられるというメッセージでもある」と語り、子供向けのメッセージや大人も楽しめるエンターテイメント性をアピールした。


左から、エンディングテーマを歌う「BACK-ON」の5人、三池監督、オープニングテーマを歌う島谷 ひとみ、主役の窪田 正孝 窪田 正孝とドラマに登場する「フォンブレイバー」

バンダイからは玩具や玩菓の展開も明らかにされた 変形、しゃべる、合体の三拍子を揃えた「DXフォンブレイバー7」。電話機能は搭載されない、5~7歳児向けの玩具

「ブーストフォンシーカー」と合体した様子 こちらはブーストフォンスピーカーとの合体

ドラマの進展に合わせて新機種が投入される。玩菓(食玩)も展開される予定


URL
  ニュースリリース
  http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2008/20080227_01/


(関口 聖, 太田 亮三)
2008/02/27 13:28

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