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ドコモ、Super 3Gの屋外実験で250Mbpsを記録

 NTTドコモは、3Gを発展させた「Super 3G(スーパー3G)」の屋外実証実験で、下り最大約250Mbpsでの信号伝送に成功した。

 「Super 3G」は、現行のW-CDMA方式をベースにした通信規格。ドコモのFOMAでは、W-CDMAと、W-CDMAの下り速度を高速化したHSDPAを採用しているが、Super 3Gは、それらの発展版に位置付けられている。標準化団体の3GPPでは「LTE(Long Term Evolution)」と呼ばれており、主要な規格が標準化されている。3G(第3世代の携帯電話)の発展版ということから、HSDPAは3.5Gと呼ばれる一方、Super 3Gは3.9Gとも呼ばれる。

 ドコモでは、2006年7月より装置開発メーカーを募集し、1年後の2007年7月から屋内実験を開始していた。2008年2月末からは、横須賀で屋外伝送実験が開始された。基地局からの送信と移動局での受信に、それぞれ最大4本のアンテナを用いたMIMO伝送技術を利用し、規格上最大という20MHz幅でパケット信号を伝送した。基地局から数百m離れた場所で、移動局を車に載せ路上を走行した状態で実験を行なった結果、下り速度は最大で約250Mbpsとなった。

 同社では、4月1日より米国ラスベガスで開催される展示会「CTIA Wireless 2008」で、今回の実験の様子を映像やパネルなどで紹介する。


Super 3Gの位置付け
Super 3Gの位置付け


URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080326_01.html

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(関口 聖)
2008/03/26 16:03


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