| ||||||
ドコモにおけるシャープ製端末としては初のスライド式を採用。メインターゲットが10代から20代男性で、「見る」「聴く」「触る」をコンセプトとしている。このため、映像、サウンド、動画、ダウンロードなど、エンターテインメント向きの機能が強化されているのが特徴。 ボディカラーはAqua Green、Black、Pinkの3色で、メインカラーはAqua Greenとなる。「従来のシャープ製端末にグリーンが少なかったことで、男女ともにグリーンへの要望が多かったから」としている。 ボディからはサイドキーを一切省き、ディスプレイの下部には、光学センサーによる「光TOUCH CRUISER」ボタンを新たに搭載した。 「光TOUCH CRUISER」は、小型のトラックボールを操るような感覚で、十字キーと同じ操作が可能。ボタンの上を軽くなぞるだけでブラウザ上のカーソルをすばやく自由に移動させたり、画面をスクロールできるため、スライドオープン、クローズいずれの場合でも簡単に片手で操作できる。また、ボタンにワンセグ、スケジュール、iアプリなど利用頻度の高い機能をショートカット登録することで、クローズ状態でもワンタッチ起動が可能なうえ、スライドの開閉に連動して通話の着信/終話なども行なえる。 ディスプレイは、約3.0インチで、70Xiシリーズでは初となる16:9のフルワイドVGA表示の「NewモバイルASV液晶」を搭載。 ワンセグに対応し、15fpsで放送されているワンセグ映像を30fpsにフレーム補完する技術を採用している。標準ではONになっているが、OFFに設定できるよう開発中だという。また、「高速動画応答技術」により、スポーツ番組など動きの多いワンセグ映像も、残像感が少なく、きれいに表示できる。カメラ機能は約200万画素のCMOS。 内部メモリにはワンセグのノーマルモードで約30分の録画が可能で、外部メモリへの録画にも対応。外部メモリには2GBのmicroSDに加え、microSDHC（8GB）もサポートしている。 また、液晶はのぞき見防止用の「新ベールビュー」にも対応しており、のぞき見されやすい角度から見ると、ドコモダケなどのシルエットパターンが現れてプライバシーを保護する。「光TOUCH CRUISER」の左ボタンを長押しすることでON・OFFの切り替えが簡単に行なえるため、のぞき見の心配がないときはOFFにし、人ごみの中や、電車に乗ったときだけ有効にするといった切り替えが行なえる。また、「ベールビュー設定」では「ドコモダケ」「ハート」「もみじ」「駐停車禁止」「メッシュ」「肉球」「メッシュ（アニメ）」「肉球（アニメ）」の8種類からカスタマイズできる。 高音質技術として「Dolby Mobile」を搭載。ワンセグ、音楽とも6種類の音質から選択でき、臨場感あふれる自然なサウンドが楽しめる。ジャンルに連動し、自動的に最適な音質を選ぶ設定も可能。スピーカーからの出力には対応せず、ステレオイヤホン（別売）利用時のみの対応となる。 HSDPA方式、動画・画像2MBアップロード、ポケットU、おサイフケータイ、デコメアニメ、地図アプリをサポート。各機種のGSMサポートが進むなか、3Gの対応のみとなっているが、「海外渡航者というよりは若者向け。国内でエンターテインメントサービスを存分に楽しんでもらいたい」としている。 大きさは109×50×15.9mmで、重さは約120g。連続待受時間は約480時間、連続通話時間は約190分。
■フォトギャラリー ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080527_00.html （津田 啓夢, すずまり） 2008/05/27 15:43 | ||||||
|
