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au、10月より未成年向けフィルタリングでブラックリスト適用

 KDDIと沖縄セルラーは、青少年ユーザーを対象にしたフィルタリングサービスについて、受付方法を10月1日より変更する。

 同社では、一定基準をクリアした公式コンテンツのみアクセスできるホワイトリスト方式の「EZ安心アクセスサービス 接続先限定コース」と、ネットスター社提供のデータベースを利用して、特定サイトへの接続を制限するブラックリスト方式の「EZ安心アクセスサービス 特定カテゴリ制限コース」を提供してきた。

 これまでは、未成年(20歳未満)ユーザー、あるいは保護者名義でユーザーは18歳未満という場合には、「利用しない」という意思表示がない限り、自動的に「EZ安心アクセスサービス」を適用してきた。

 10月1日からは、受付方法の変更により、意思表示がなければ、自動的に「特定カテゴリ制限コース」が自動適用される。ただし、小学生以下のユーザーには従来通り「接続先限定コース」が適用される。

 青少年向けのフィルタリングサービスについては、2007年12月の段階で総務省から一律で自動適用する方向が示されたものの、小学生~高校生まで同じ内容のフィルタが適用されることへの異論や、性急な動きに対する懸念の声などが上がり、2008年4月25日の段階で、あらためて総務大臣から携帯・PHS各社に対してフィルタリングに関する要請が出された。今回、auがフィルタリングサービスの運用方針を変更したのは、要請のうち「青少年ユーザーの場合、親権者から申告、記載がなければ特定分類アクセス制限方式(ブラックリスト方式)にすること」という項目に応える形となる。ただし、小学生ユーザーに対して「接続先限定コース」が適用されるのは、au側の判断によるもの。

 今回の受付方法変更は、新規契約ユーザーを対象にしたもので、既存ユーザーへの対応は含まれていない。既存ユーザーに対する施策について、同社では「社内で検討中。法整備の状況を見ながら進めていく」と説明している。



URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0804/

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(関口 聖)
2008/08/04 15:01


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