ケータイ Watch
最新ニュースIndex
【 2009/06/26 】
携帯フィルタリング利用率は小学生で57.7%、総務省調査
[17:53]
ドコモ、スマートフォン「T-01A」を28日より販売再開
[16:47]
ソフトバンク、コミュニティサービス「S!タウン」を9月末で終了
[15:51]
ソフトバンク、ブランドキャラクターにSMAP
[15:34]
カシオ、携帯での閲覧にも対応した画像変換ソフト
[14:56]
テレビ朝日、iモードで動画配信「テレ朝動画」を開始
[13:54]
ファーウェイ、東京に「LTEラボ」開設
[13:22]
SoftBank SELECTION、iPhone 3GS向けケース3種発売
[13:04]
「G9」の文字入力に不具合、ソフト更新開始
[11:14]
アドプラス、iPhone 3G向けコンバージョンレンズ
[10:41]

SMEなど、「着うた参入妨害」審決取り消しを求めて提訴

 ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)、ビクターエンタテインメント、ユニバーサルミュージック、エイベックス・マーケティングの4社は、公正取引委員会が7月に下した審決の取り消しを求め、東京高裁に提訴した。

 今回、訴訟対象となっているのは、7月24日付けで公正取引委員会(公取委)からレコード会社4社に対して下された審決。公取委では、2005年3月に着うた参入妨害を行わないよう排除勧告したが、対象となった5社のうち、東芝イーエムアイ(現EMIミュージック・ジャパン)のみ勧告を応諾。残り4社に対しては、審判が行われた。

 その結果、2008年7月24日に下された審決では、レコード会社がそれぞれ保有する原盤権について、5社が共同設立したレーベルモバイルには着うた利用の許諾を与えたものの、他の着うた事業者には許諾していなかったことなどを挙げて、「共同で許諾を与えなかった」と認定し、それらの行為を取り止めるよう命じている。

 この結果を受け、SMEやビクターエンタテインメント、ユニバーサルミュージックでは8月22日付けで、エイベックス・マーケティングでは8月20日付けで、東京高裁に対して審決の取り消しを求める訴えを起こした。

 SMEでは「公取委が認定した、共同の取引拒絶という事実はない。当社では、自らが着うた配信元となり、自らの責任のもとでユーザーに届けることを基本として事業を行ってきた。当社自身の判断で許諾可否を判断してきたに過ぎない」と説明している。



URL
  SME
  http://www.sme.co.jp/
  ビクターエンタテインメント
  http://www.jvcmusic.co.jp/
  ユニバーサルミュージック
  http://www.universal-music.co.jp/
  エイベックス・グループ・ホールディングス
  http://www.avex.co.jp/

関連記事
公取委、着うた参入妨害でレコード会社に審決
公取委、着うた参入妨害でレコード会社5社に排除勧告


(関口 聖)
2008/08/25 13:13


ケータイ Watchホームページ

ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.