グルージェントは、ハンドスプリングの「Visor」シリーズ用のモバイルモデム内蔵GPSレシーバー「GlueLocation」を５月25日より発売する。価格は３万9800円。４月25日より同社のWebサイトで予約受付を開始する。

　「GlueLocation」は、Visorの拡張モジュール「SpringBoard」に接続して利用する、携帯電話モデム機能内蔵GPSレシーバー。緯度・経度・高度など受信した位置情報と、付属の地図閲覧ソフト「GeoView Mobile」を連動させ、場所の検索や現在位置表示などができるほか、２MBのフラッシュメモリとPDC方式の携帯電話を接続できるモデム機能を内蔵しており、地図データやコンテンツのダウンロード・保存ができるようになっている。

　本体の大きさは、99×54×26.5mmで、重さは100g（電池含む）。単４電池２本で動作するが、「Visor Prism」「Visor Edge」のユーザーは、付属の充電機能付きクレードルを利用すれば、電池なしで動作させることもできる。本体にはアルプス社の１／25万の広域全国地図と都市部を中心にした１／１万の詳細都市図が付属する。

　なお、グルージェントでは今後、位置情報を利用したコンテンツを開発・提供していく予定で、SDKも配布していくという。