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ドコモ山田氏が語るスマートフォン戦略、ラインナップ拡充も

ドコモの山田社長(左)とRIMのモリソンCOO(右)

ドコモの山田社長(左)とRIMのモリソンCOO(右)
 NTTドコモとResearch In Motion(RIM)は29日、都内で「BlackBerry Bold」の国内発売に関する発表会を開催した。NTTドコモ代表取締役社長の山田 隆持氏やRIM COOのドン・モリソン氏が登壇し、BlackBerry Boldの特徴や両社それぞれの戦略を紹介した。


ドコモのコンセプトは「利便性を手のひらに凝縮」

「パソコンの利便性を手のひらに凝縮した」とBlackBerry Boldの特徴をアピール

「パソコンの利便性を手のひらに凝縮した」とBlackBerry Boldの特徴をアピール

個人でも利用できる

個人でも利用できる
 山田氏は、国内市場におけるスマートフォンの展望から説明を開始した。同氏は「これまで、国内市場でスマートフォンは法人ユーザーやニッチ層が中心だったが、デザイン性に優れ、ユニークな入力インターフェイスを備えた製品が登場し、より多くのユーザーに受けられる可能性があると考えている。ドコモでも積極的に取り組んでいき、ユーザーのニーズにあわせた製品を提供し、2台目需要などを喚起していきたい」と語った。

 BlackBerry Boldについては、「2006年9月より国内でもBlackBerryを提供してきたが、今年8月からは個人向けに発売し、好評を得ている。RIMの技術力とマーケティング力が結集されたフラッグシップモデルで、セキュアな仕様とQWERTYキーボード、トラックボールによる操作を実現し、エンターテイメント機能の強化で、個人ユーザーにも薦められる端末だ」と自信を見せた。

 また、専用コールセンターなどサポートサービスを充実させる方針を示したほか、2008年度第4四半期に投入するモデルにも関わらず、今回発表した理由について「既に海外で発売されているモデルでいち早く紹介したく今回発表することになった。ドコモでは、ビジネス・個人を問わず、ユーザーの生活シーンの要求に応えるスマートフォンを提供する。パソコンの利便性を手のひらに凝縮したスマートフォンを提供したい」と述べた。

 会見中、同社のスマートフォン戦略を端的に示す言葉として、山田社長や他のドコモ側担当者から「パソコンの利便性を手のひらに凝縮したスマートフォン」という説明が幾度が紹介され、スマートフォンをPCライクな、従来の携帯電話とは異なる操作感を持つ高機能な携帯端末として紹介した。


BlackBerry Boldをアピールする山田社長

BlackBerry Boldをアピールする山田社長

BlackBerry Bold用のパケット通信定額サービスが用意される

BlackBerry Bold用のパケット通信定額サービスが用意される
 質疑応答で、山田氏は「軸足はあくまでも法人市場になるが、個人ユーザーについても2台目としての需要があるだろう。(法人市場も狙う)iPhoneとは、一部でターゲット層がかぶるだろうが、BlackBerry Boldは法人向けで一番オススメできる商品と捉えている。iPhoneと比べて、QWERTYキーがあり入力が便利なこと、セキュリティがしっかりしていることなど、BlackBerry Boldには利点がある」とした。また端末価格については未定で、BlackBerry Bold専用のパケット通信定額サービスの導入が予定されているとしながらも具体的な料金は今後決めるとした。

 ドコモのBlackBerry戦略について、プレゼンテーションを行ったソリューションビジネス部長の串間和彦氏は「ドコモでは、過去にいくつかスマートフォンを提供してきたが、ビジネス分野に重点を置きながら、今後はコンシューマ分野にも拡大していきたい」と説明する。

 海外で伸長するスマートフォン市場と同じく、日本でも同分野は成長の余地があるとした同氏は、「BlackBerry Boldはエンターテイメント機能で個人ユーザーにも拡大していきたい。また大企業だけではなく、中規模の企業向けにも提供したい」とした。

 なお、当初、BlackBerry Boldはiモードメールを利用できないが、串田氏は「パソコンからiモードメールが利用できるWebサービス『iモード.net』のような形のサービスを来年早い時期に投入する。その数カ月後に自動的にメールをプッシュ配信する仕組みを導入する方針」とした。


「2008年度中は6機種程度、2009年度は10機種近くのスマートフォンを」

スマートフォン市場に成長の余地ありと予測

スマートフォン市場に成長の余地ありと予測
 山田社長からは、ドコモのスマートフォン戦略についても語られた。同氏は「スマートフォンは戦略的に重要な部分。今回のBlackBerryのほかにも、Windows MobileやAndroidなどもあるが、豊富なラインナップを揃えて、ドコモの商品にはユーザーにマッチするものが必ずあると訴求したい。今年度はBlackBerry Boldを含めて6機種程度、2009年度には10機種近くリリースしたい」と語った。

 会見終了後、報道陣に囲まれた山田氏は、スマートフォン戦略を尋ねられ、「iPhoneはまだあきらめていない。Android端末は来年頭には出したい。法人市場はドコモのなかで10%程度を占めているが、目標は20%と捉えている。日本でのスマートフォン市場のポテンシャルは150〜200万台程度ではないか」とした。

 「軸足は法人」と述べられたように、ドコモにとって、現時点ではスマートフォンは端末ラインナップの一部という位置付けだ。山田氏は「BlackBerry Boldはドコモにとって転換点になるモデルか?」という問いに対して、「転換点ではない」と即答した。同氏は「従来通り、90Xi/70Xiシリーズがあって、その一方でオープンプラットフォームの端末を用意するということ」と説明していた。



URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080929_00.html

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(関口 聖)
2008/09/29 18:37


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