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Wオープン、縦横でキー印字が変わる「P-01A」

P-01A(グラマラスレッド)

P-01A(グラマラスレッド)

 パナソニック モバイルコミュニケーションズ製「P-01A」は、縦と横に開閉するWオープンスタイルを採用したVIERAケータイ。11月発売予定。

 「P-01A」は、パナソニック製端末の特徴の1つであるワンプッシュオープンボタンを搭載し、端末を縦横に開閉できるWオープンスタイルを採用した端末。ドコモのWオープンスタイル採用モデルとしては3代目にあたり、デザイン的には従来モデルのイメージを踏襲している。

 ただし、ヒンジ部の機構はメインディスプレイ側ボディから、数字ボタン側ボディへ変更された。そのため端末を開いた際には、ディスプレイが数字ボタン側ボディよりも後ろ側にくる格好になる。ディスプレイ側の背面部はヒンジ部がないため、これまでよりもすっきりした印象となっている。端末のターゲットは20~30代の男女で、従来モデルよりも女性を意識したデザインだという。

 ハードウェア的に大きな変化は少ないが、新たに搭載した「2WAYキー」は非常に特徴的な機能となっている。これは、縦方向に開けた場合と横方向に開けた場合で、数字ボタンや方向キーの印字方向が切り替わるというもの。縦方向に開くと通常の折りたたみ型端末のような数字および方向キーのレイアウトとなるが、端末を一旦閉じて、横画面のスタイルで開くと、それに合わせてたレイアウトに切り替わる。各キーに印字された文字の縦横が切り替わるだけでなく、ボタンを押して呼び出せる機能も縦横で変化する。

 「2WAYキー」は、シートキーの内部にヒンジの動きと連動して動くシートが挟まれており、物理的に数字ボタンの印字が切り替わっている。日常的に見かけるものでたとえると、電車や路線バスの外側に行き先が表示されているが、「P-01A」の「2WAYキー」はそれを思わせるアナログな仕組みとなっている。このため、縦横の開閉の際には、ボタンの印字が切り替わるところが確認できる。

 なお、ボディサイズは、P906iと比較して若干コンパクトになっているが、実際に会場で比較したところ、サイズの違いはあまり感じられなかった。従来モデル並のサイズといった印象だ。


 メインディスプレイは約3.1インチ、480×854ドット、26万2144色表示のTFT液晶、サブディスプレイは約0.9インチ、128×36ドット、モノクロ有機ELを搭載する。パナソニックのテレビブランド名から“VIERAケータイ”という名称がつけられている。

 ワンセグに対応し、高画質技術「モバイルPEAKSプロセッサー」を搭載。コントラスト比はP906iの最大4000:1から6000:1に向上し、これまでよりもメリハリの効いた画像が得られることになる。また、従来モデルと同様に、フレーム補完技術によって通常15fpsのワンセグの映像が30fpsに変換される「モバイルWスピード」も用意される。

 このほかワンセグ機能では、今回から新たにワンセグを視聴しながらメールが作成できる「ながら操作」をサポートした。縦横どちらの画面でも利用できる。ワンセグの録画関連では、録画した番組のセリフ部分のみを聞きやすい速さで高速再生する「あらすじ再生」機能も用意される。

 カメラ機能は、手ぶれ補正機能に対応した約510万画素(有効画素数)のCMOSとなる。最大5人まで顔検出できるオートフォーカスカメラとなり、ISO1600相当の高感度撮影が可能となっている。ISO感度を設定して撮影できるものではなく、「高感度撮影」設定と「手ブレ補正」をONにすることでISO1600相当になるという。2.5ルクス程度の暗い場所でも撮影できるとのことだが、4つの画素を1つの画素に見立てているため、解像度は通常よりも小さくなる。このほか、モルフォの技術「PhotoSolid」を使った6軸手ブレ補正もサポートしている。メモリカードスロットも用意されており、最大16GBのmicroSDHCカードが利用できる。

 W-CDMAおよびGSM方式に対応し、下り最大7.2MbpsのHSDPA方式をサポートする。主な機能やサービスでは、おサイフケータイやフルブラウザ、GPS、Flash Lite 3.1、WMA形式の音楽プレーヤー機能、ドキュメントビューア、。Music&Videoチャネル、Bluetooth(A2DP、AVRCP、DUN、HFP、HSP、OPP、SPP)、デコメアニメなどが利用できる。ドコモの新サービスでは、iコンシェル、iウィジェット、iアプリオンラインもサポートされる。

 大きさは約108×50×16.9(最厚部18.6)mmで、重さが約122g。W-CDMA方式での連続待受時間は約640時間で、連続通話時間は約200分。ボディカラーは、グラマラスレッド、グラファイトブラック、フロスティホワイト、シャンパンピンクの4色。


フロスティホワイト
フロスティホワイト

グラファイトブラック
グラファイトブラック

シャンパンピンク
シャンパンピンク

■フォトギャラリー



URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/081105_01_2.html


(関口 聖, 津田 啓夢)
2008/11/05 14:06


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