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動画サイトから携帯向けダイジェスト版を自動生成する技術

 KDDI研究所は、動画共有サイトなどに公開されている映像の中から、インパクトのある映像を選び、短時間で視聴可能な索引型映像を自動的に生成する技術を開発した。同技術は、携帯電話などで利用が想定されたもの。

 今回発表された技術は、蓄積された映像の中からインパクトの高い映像を選び、各映像の見どころをダイジェスト版として組み合わせて自動生成するというもの。携帯電話などで短時間のダイジェスト版を確認し、見たい映像の本編を見るといった使い方ができる。

 その仕組みは、類似映像判定とインパクト評価処理を行い、映像シーンを解析してインパクトとの高い映像を組み合わせたダイジェスト映像を生成するというもの。蓄積された映像の中から、映像の特徴解析技術によって映像間の類似度を算出し、類似した映像を同じカテゴリに分類。合わせて、映像の特徴から注目度も算出、分類された映像に重要度も付与される。映像は画像フレーム間の類似度を算出し、最もフレーム数の多い区間を部分映像として抽出。重要度の高い映像の部分映像を連結してダイジェスト版とし、携帯電話に対応した動画形式で生成される。

 KDDI研究所では、今回の技術の利便性を、電車の中や待ち合わせなどの空き時間に、重要な映像のみを短時間で視聴できると説明している。また、索引型映像と関連する広告映像をプッシュ配信することで、ユーザー作成映像の視聴回数増加、広告ビジネス展開などにも期待できるとしている。今後、フィールド実験なども実施し、動画共有サイトに提供していく計画。今回の技術は、12月10日開催の映像情報メディア学会2008年冬季大会で発表される。





URL
  ニュースリリース
  http://www.kddilabs.jp/press/detail_109.html


(津田 啓夢)
2008/12/09 20:12


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