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トレンドマイクロが、携帯端末用OS「EPOC」上で動作する６種類のウイルスを確認した。 EPOCは、PSION社を中心に開発されている携帯端末用のOSで、このOSを搭載したキーボード付きPDAが日本でも発売されている。 トレンドマイクロが確認したEPOC上で動作するウイルスは、実行時にランダムな間隔で警告音を鳴らし続ける「エポック アラーム」、ファイルを受信する画面を偽装して自身をシステムにインストールし、キーボード入力を無効にする「エポック アローン エー」、EPOC上のユーザー情報を別の内容に書き換えてしまう「エポック バッドインフォ エー」、携帯端末のディスクをフォーマットする画面を偽装表示する「エポック フェイク エー」、ランダムにある文字列を表示し続ける「エポック ゴースト」、ランダムな間隔で端末のバックライトをオンまたはオフにし続ける「エポック ライト エー」の６種類。 同社はこれらのウイルスに関して、いずれも動作的には悪質な破壊や感染活動は伴わないジョークプログラムではあるが、一部のものはキーボード操作を無効にするなどユーザーを混乱させる症状を含むため、警戒が必要としている。 また、WebからファイルをPCでダウンロードする際には、パターンファイル754以降でこれらのウイルスに対応できるとしている。 ■ お問い合わせ先 トレンドマイクロ（株） 営業 Tel: 03-5334-3650 ■ ＵＲＬ トレンドマイクロ（株） http://www.trendmicro.co.jp/ （松下 麻利） 2000/08/10 20:55 | ||||||
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