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東芝、MP3プレーヤー機能を搭載したICレコーダー

 東芝ビデオプロダクツジャパンは、MP3とAACの2つのオーディオファイル形式の再生が可能で、SDカードスロットを備えたICレコーダー「IC-SD1」を6月11日から発売する。価格はオープンプライス。実売価格は3万9800円前後になる見込み。

 IC-SD1は、記憶媒体にSDカードを採用し、オーディオ再生機能を備えたICレコーダー。本体付属の32MB SDカードを利用することで、高音質(SHQ)モードで約1時間30分、標準(SP)モードで約8時間10分の録音が可能となる。また、オーディオプレーヤーとして使用する場合は、パソコンからMP3形式またはAAC形式のファイルを転送する必要がある。付属の32MB SDメモリーカードを使用した場合、ビットレート96kbpsで約40分、64kbpsで約60分記録できる。

 録音したファイルの編集やオーディオファイルの転送は、付属のUSBケーブルとソフトウェアを使用してパソコンで行なう。

 電源は単4電池2本を使用。アルカリ電池使用時の電池寿命は、SHQモードで録音/再生がそれぞれ約6時間/約7時間30分、SPモードで約5時間30分/約9時間30分。オーディオファイル再生時は約7時間となっている。

 ICレコーダーとしては、録音した内容を1.5倍もしくは0.7倍の速度で再生する「早聴き」「遅聴き」機能や、録音する内容・状況によってマイク感度を「会議モード」「口述モード」切り替える機能、録音日時を記録する「タイムスタンプ機能」などを備えている。

 大きさは98.5×41.5×13mm(縦×横×厚)。重さは58g(電池含む)。ソフトウェア「東芝オーディオマネージャー SAM100」「東芝ボイスマネージャー SVM100」、ヘッドフォン、32MB SDメモリーカード、単4アルカリ電池2本が付属する。


・ ニュースリリース
  http://www.toshiba.co.jp/about/press/2001_05/pr_j2201.htm


(伊藤 大地)
2001/05/22 17:38

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