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今回発表された9シリーズの中では最も薄いが、機能的にはいわゆる“全部入り”なハイスペックさを実現しており、NECとしても力を入れているモデルであるという。 ターゲットは30才前後の男女。背面のアクリルパネルは高級感のある仕上がりとなっており、カラーはヴィンテージブラック、ガーネットレッド、ロマンスピンク、スパークリングホワイトの4色。微妙なグラデーションが施されており、中でもスパークリングホワイトとロマンスピンクは女性を意識してラメが使用されている。 数字キーが7色に光る「カラフルキーイルミネーション」機能の搭載も大きな特徴の1つ。NTTドコモのN-02A同様に、メールの着信や端末の開閉などの動作に応じて点滅する。イルミネーションは30パターン用意されており、設定次第で花火などの多才な光の演出が楽しめる。誕生日やクリスマスイブなどのイベントとも連動しており、特別な日に特別なパターンで楽しませてくれる。イルミネーションパターンのダウンロードも計画されているという。 メインディスプレイには3.2インチのフルワイドVGA液晶を搭載。サブディスプレイは約0.77インチの有機EL。ワンセグ利用時には毎秒15フレームの放送を最大で毎秒30フレームに変換するため、美しくなめらかな映像が楽しめる。 メインカメラには、810万画素CMOSカメラを装備。サブカメラとして33万画素のCMOSカメラが用意されている。6軸手ブレ補正、5人まで検出可能な顔認識オートフォーカス、笑顔を検出すると自動的にシャッターが切れる「スマイルモード」のほか、パノラマ写真が撮影できる「パノラマ撮影モード」も利用可能。撮影後の画像は「クイックアルバム」で表示できるほか、簡単にブログに公開できる機能なども用意されている。メモリカードは最大8GBのmicroSDHCカードに対応する。 加速度センサーが搭載されており、カメラやワンセグ利用時には縦横が自動で切り替わる。また歩数計機能も利用可能で、カウントされた歩数や消費カロリーに相当する食べ物などが表示されるユニークな待受Flashも利用できる。
サイドキーのアサインにもこだわっており、メインメニューとは別に、利用者独自に変更できる「オリジナルメニュー」が表示できる。初期設定では赤外線によるプロフィールの送受信へのアクセスが簡単になっており、手軽に連絡先を交換できるという。担当者によれば「ターゲットユーザが30代の男女なため、“婚活”を意識したものである」という。 通信はHSDPA（下り最大7.2Mbps）で、赤外線通信機能やBluetooth、GPSに対応する。雑踏の中でも通話相手の声がしっかり聞こえる「ハイパークリアボイス」機能を搭載するほか、「SRS TruMedia」によるバーチャル5.1chサラウンドが楽しめる。 このほか、ワンセグやおサイフケータイ、フルブラウザ、ウィジェット、最大10MBの「ハイスペック動画」も利用できる。ただし、ダブルナンバーやきせかえアレンジ、着デコ、PCメール、S!ともだち状況といったソフトバンクのサービスに非対応となっている。 大きさは約50×109×13.9mmで、重さは約111g。連続待受時間は約580時間、連続通話時間は約220分、ワンセグの連続視聴時間は約180分（いずれも3G）。 ■ フォトギャラリー                         ■ ＵＲＬ 製品プレスリリース http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2009/20090519_08/page_07.html （津田 啓夢, すずまり） 2009/05/19 10:23 | ||||||||
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