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TransferJet Consortiumは、近接無線転送技術「TransferJet」のホワイトペーパーを公開するとともに、Adopter会員の募集を開始した。 TransferJetは、機器同士をかざすことで最大実効レート375Mbps（物理層の転送レートは560Mbpsまで対応）で通信できる無線技術。同技術を活用すれば、デジタルカメラをテレビにかざして静止画を画面に映し出したり、携帯電話をオーディオ機器にかざして音楽ファイルを転送したりできる。 TransferJet Consortiumは、ソニー、キヤノン、カシオ計算機、Eastman Kodak、日立製作所、JVC・ケンウッド、KDDI、NEC、ニコン、NTTドコモ、オリンパスイメージング、パナソニック、パイオニア、SAMSUNG ELECTRONICS、セイコーエプソン、シャープ、ソフトバンクモバイル、ソニー・エリクソン、東芝の19社で構成されており、国内の主要な携帯電話事業者、メーカーが名を連ねている。 今回、相互接続の基礎となる物理層、接続層の規格が完成したことを受け、ホワイトペーパーが公開された。同時に、同規格の使用権が与えられるAdopter会員の募集も開始されている。年会費は24万円。 今後は夏頃をめどに認証プログラムやガイドラインなどの策定が行われる予定。今年度中には対応製品が登場する見通しとなっている。 ■ ＵＲＬ TransferJet Consortium http://www.transferjet.org/ ■ 関連記事 ・ ソニー、高速な近接無線転送技術「TransferJet」開発 ・ かざすだけの高速データ転送技術「TransferJet」、KDDIなど参加 ・ KDDI、TransferJet対応試作機でデモ披露 ・ 第410回：TransferJet とは （湯野 康隆） 2009/05/19 15:39 | ||||||
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