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今回提供される「ワイヤレスゲート Wi-Fi＋WiMAX」は、同社がこれまでヨドバシカメラを中心に販売してきた公衆無線LAN接続サービスに、WiMAXサービスをセットにしたもの。無線LANは従来と同じくパソコンやスマートフォンに内蔵のものを利用する。WiMAXは同社が販売するUSB接続型のデータ通信端末で利用する。 公衆無線LANサービスは全国で6000カ所以上のスポットが対応する。一方、WiMAXはUQコミュニケーションズが提供する仕様・エリアに準拠する形で、通信速度は理論値で下り最大40Mbps、エリアは東名阪を中心に順次拡大されていく。 ■ スタンダードプランは月額4480円 利用料は月額固定で、通常と2年契約の2種類が用意される。通常の「スタンダードプラン」は月額利用料が4480円。初期会員登録料が2835円、データ通信端末「Aterm WM3200U」が1万2800円となる。「にねんプラン」は2年単位契約のプランで、月額利用料は4680円。初期会員登録料が2835円、データ通信端末「Aterm WM3200U」が7800円となる。途中解約時の解約金は5250円。 いずれのプランも支払い方法はクレジットカードのみ。また、利用にはデータ通信端末「Aterm WM3200U」の購入が必須となっている。「Aterm WM3200U」の対応OSはWindows XP/Vista。
■ 「Wi-FiとWiMAXをうまく組み合わせて利用してもらえれば」
同社 取締役 COOの原田 実氏は、WiMAXサービスについて「携帯電話はWi-Fiなどのネットワークは一長一短で、すべてを包括しているサービスは無い。今回のサービスは、いくつかを組み合わせて提供するもの」と説明。「WiMAXは当初はエリアが限られている。また、屋内は比較的弱いので、Wi-Fiとうまく組み合わせて利用してもらえれば」と2つのサービスをセットで提供するメリットを語った。 池田氏からは、同社の今後の取り組みも語られた。それによれば、好評というWi-Fiのモバイルルーターにバッテリー駆動モデルを追加し、7月中には発売するとした。価格は2万円弱を予定し、ヨドバシカメラで販売される。 加えて、IEEE1900.4準拠の「コグニティブ・モバイルルーター」を12月末をめどに発売予定であることが明らかされた。これは、NICTが中心となって策定したIEEE1900.4に準拠することで、サーバー側と連携でき、ネットワークの混雑状況などに応じて最適な通信方式を選択できるという製品。インターネット側は、3G携帯電話（USB接続）、WiMAX（内蔵）、Wi-Fiに対応し、LAN側はIEEE802.11b/gと有線LANがサポートされる。価格は2万5000円弱～3万円弱を想定しているとのことだった。こちらもヨドバシカメラでのみ取り扱われる見込み。
■ ＵＲＬ トリプレットゲート http://www.tripletgate.com/ ■ 関連記事 ・ WirelessGate、iPhone向け接続アプリ「WGConnect」を無料公開 ・ WirelessGate、東海道新幹線での利用に対応 ・ イー・モバイルのUSB端末に対応したモバイル無線LANルーター （太田 亮三） 2009/06/22 13:12 | ||||||||||||
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