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ドコモ、FOMAスタンダードタイプを機能改善品に交換

 NTTドコモは、次世代携帯電話の「FOMA試験サービス」用にモニターへ無償貸与しているNEC製FOMA端末「N2001」の機能改善に伴い回収交換を行なう。

 今回の交換は、機能改善に伴うもので、バグや不具合によるものではない。改善される点は「USBケーブルによるパケット通信が可能になる」「iモードメールが5000文字まで送受信できる」「動作の安定性・接続品質の向上」の主に3つのソフトウェア回りのチューニングとなり、概観や重さなどハードウェア的な点での変更はない。

 USBケーブルによるパケット通信に対応したことで、USBケーブルの配布を受けていないユーザーは同時にUSBケーブルを受け取ることになる。

 また、FOMAの試験サービスの仕様では、iモードメールは5000文字の送受信に対応していたが、初めに貸与されたN2001では2000文字までしか対応していなかった。今回の5000文字拡張により、本来のFOMA試験サービスの仕様に対応できたことになる。

 なお、回収交換は7月17日より順次、宅配便により開始される。ユーザーはFOMAカードを抜いたN2001を宅配便に手渡し、代わりに改善品のN2001を受け取り、自分で改善品にFOMAカードを挿すことで通話可能になる。


・ ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0716b.html

FOMA試験サービス、スタンダードタイプ「FOMA N2001」を交換へ


(白根 雅彦)
2001/07/16 18:13

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