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７月31日、東京・初台のカシオ本社で企業向けのソリューションを集めた「カシオ モバイルソリューションフェア 2001 Summer」が開催された。会場には、廉価版カシオペア「BE-300」やWindows 2000搭載小型ノートパソコン「MPC-225」の２機種も展示されていた。 先月発表された「BE-300」はエントリーユーザー・法人ユーザー向けのPDA。組込向けのWindows CE 3.0を搭載しており、Pocket IEやPocket OutlookをはじめとしたPocket PC用のソフトウェアは利用できない。９月に米国で先行発売され、日本での発売は年末を目処に予定されている。展示機には英語版のWindows CEが搭載されており、説明員によると、米国向け製品の最終試作機だという。実際に触ってみると、大きさこそ「E-700」や「E-750」といったPocket PC機と変わらないものの、250gの「E-750」と比べると160gの重量が非常に軽くと感じられた。また、搭載されているSTNカラー液晶が、明るくて見やすく反応もきびきびとしており、TFT液晶と遜色ないクオリティだったことが印象的だった。
このほか、８月下旬に発売される小型ノートパソコン「FIVA」のWindows 2000搭載モデル「CASSIOPEIA FIVA MPC-225」も展示されていた。外観はすでに発売されているWindows ME搭載の「MPC-206VL」とほぼ同様。OS以外の違いは、CPUのクロックが500MHzから600MHzになったことや、搭載している標準メモリ・ハードディスク容量など。ただし、同製品は、法人向けモデルのため、個人への販売は予定されていない。展示機には、Windows MEのステッカーが貼られており、こちらも「BE-300」と同様にまだ試作機の段階だった。
・ カシオ計算機 http://www.casio.co.jp/ ・ モバイルソリューションフェア 2001 Summer http://www.casio.co.jp/solution/seminar/ ・ カシオ、組込型CE搭載の低価格カシオペアを今秋発売 （伊藤 大地） 2001/07/31 17:50 | ||||||||||||
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