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J-フォンのJavaアプリでも端末ごとの対応問題。一部アプリが発売時点でJ-T06に未対応

 J-フォン東日本は、関東地区などで発売されたJavaアプリ対応端末「J-T06」について、「一部のJavaアプリが対応していない」というアナウンスを販売時に行なっている。

 J-フォンのJavaアプリ対応端末は、全機種がアプリックス製のJava実行環境「JBlend」を搭載している。これによってプラットフォームとしての互換性は高められているが、実際にはボタンの配置やユーザーインターフェイスなどの点で、Javaアプリの実行環境に端末ごとの差が生じている。

 これまで配信されていたJ-フォンのJavaアプリは、先に発売されていたJ-SH07向けに作られていた。そのため、それらのJavaアプリのうち、J-T06にはないボタンや機能を利用しているJavaアプリは、J-T06では正しく動作しない。

 J-フォン東日本によれば、動作しないJavaアプリについては、各コンテンツプロバイダがJ-T06向けに作り込む必要がある。今回は、各コンテンツプロバイダがJ-T06向けの作り込むをJ-T06発売前に行なえなかったため、Javaアプリの一部がJ-T06発売時点で対応していない状態となったという。

 今後はコンテンツプロバイダがJ-T06向けの作り込みを行ない、各JavaアプリをJ-T06に対応させていく方針だ。なお、対応していないJavaアプリをダウンロードしようとすると、J-T06では「利用できない」と表示される。

 各アプリが対応するまでの告知として、J-フォン東日本では、J-T06購入者に対して「8月中旬以降、順次利用可能となるよう、対応を行なう」とアナウンスしている。なおJ-フォン東日本によると、近日発売予定のJ-D05においても、同様の問題が発生しうるという。

 ただしこの問題はJ-フォンのJava端末に限った問題ではない。すでに多数のiアプリ対応機種が発売されているNTTドコモの場合も、新端末発売直後に、対応していないiアプリはよく見られた。いずれのキャリアのサービスでも、各端末の最終仕様が確定してから、コンテンツプロバイダがJavaアプリやメロディなどを各端末向けに作り込む時間が足りないケースも多いようだ。


・ J-フォン
  http://www.j-phone.com/

J-フォン、カメラ搭載でJava対応の「J-T06」「J-D05」


(白根 雅彦)
2001/08/13 19:48

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