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NECとモスフード、ETCの仕組みを利用したキャッシュレスドライブスルー実験

 NECとモスフードサービスは、ETC(有料道路ノンストップ自動料金支払システム:Electronic Toll Collection System)で採用されている無線通信システム「DSRC」を応用したキャッシュレスドライブスルーの実証実験を行なう。9月25日より28日までの4日間、モスバーガー江ノ島店で実施。営業中の実店舗を使ったDSRC応用システムの実証実験は国内では初めてという。

 今回の実証実験では、自動車に搭載したカーナビなどの車載端末から、DSRC無線通信によって商品の注文/決済を行なうほか、地域情報の配信、音楽データなどの大容量データ配信などさまざまなサービスができるようにした。また、自動車の中からインターネットアクセスも可能にした。今回の実験システムではDSRC無線通信上でインターネットを利用するためにIPのプロトコルスタックを実装したこと、車を移動中でもサービスを使えるようにハンドオーバー機能を搭載したことが特徴だという。

 ETCは5.8GHz帯を使用する無線通信「DSRC」方式を採用、料金所に設置されたゲート状の機器と車載機との間で、クレジット方式によって料金の自動収受を行なうノンストップ料金所システム。ETCシステムは3月から千葉地区の高速道路料金所で運用開始され、7月には東京・名古屋・大阪の3都市圏に運用地域を拡大。この秋から全国規模で運用される。現在はまだETCが利用できる料金所が非常に少なく車載機も2~3万円と高価なためほとんど普及していないが、料金所渋滞を解消するなどの目的で、政府主導で段階的な普及を目指している。


・ ニュースリリース
  http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0109/1202.html


(工藤 ひろえ)
2001/09/13 13:40

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