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au、Cメール宛のインターネットメールを全てブロック

 auグループおよびKDDIは、auの携帯電話向けに提供している文字メッセージサービス「Cメール」宛のインターネットメールをブロックするという迷惑メール対策を今年12月下旬から実施すると発表した。

 Cメールは、auのcdmaOne端末向けに提供されているショートメッセージサービス(SMS)。月額使用料無料で全角50文字のテキストメッセージを1回3円で送信でき、受信料は無料となっている。本来は携帯電話同士で短いメッセージのやりとりを行なうために導入されたサービスだが、インターネットの普及もあり、インターネットメールも受信できる「インターネットアシスト」(関東・中部地区)や「EVメール」(その他の地区)といったオプションサービスも提供されてきた。

 しかし、これらのオプションはEZwebの利用者向けには標準サービスとして提供されており、電話番号と地域ごとに決められたドメイン名の組み合わせをメールアドレスとしていることもあって、これに目をつけた業者が迷惑メールの送信に利用し、問題となっている。

 auグループおよびKDDIでは、ユーザーからCメール宛の迷惑メールに関するクレーム件数が増えてきたことから、Cメール宛のインターネットメールを全てブロックすることにした。ただし、携帯電話同士でのCメールの送受信や、EZwebのEメール着信通知先として設定することは今後も行なえる。

 この対策の実施に伴い「インターネットアシスト」と「EVメール」の両サービスも終了となる予定。しかし、受信料無料でインターネットメールを受信できるこれらのオプションサービスを正当な理由で利用しているユーザーも多い。

 8月末の時点における両オプションの契約件数は合計で約5000件。今回のauの措置は、迷惑メールへの対策と同時に利便性の低下も意味するため、迷惑メール対策のあり方について議論を呼びそうだ。


・ ニュースリリース
  http://www.kddi.com/release/2001/0918/index.html

関東・中部地区のauユーザー向け迷惑メール防止法


(湯野 康隆)
2001/09/18 17:48

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