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2001年の世界の携帯向けカラー液晶生産量は92%増

 日経マーケット・アクセスは、2001年の世界における携帯電話向けカラー液晶生産量についての調査レポートを発表した。

 発表によると、2001年の携帯電話向けカラー液晶ディスプレイの世界生産量は、対前年比92.0%増の4826万枚となり、通年では好調だが、2001年第1四半期以降についてはほとんど横ばいで、第4四半期には前年同期並みに落ち込む見込み。

 2000年に急成長した要因は、日本でインターネット対応のコンテンツ・サービスがカラー化を加速し、カラー携帯電話機が普及したため。しかし、日本が市場の9割以上を占めており、早くも飽和状態となっていることから、打開策は日本市場以外の開拓が鍵になるという。

 2001年当初、液晶メーカー各社は欧州でのカラー機普及を期待していたが、欧州市場では携帯電話の需要そのものに急ブレーキがかかった上、3Gの免許取得に大きな負債を抱えた事業者はデータ通信サービスを積極的に展開する状況になっておらず、9月に米国で発生した同時多発テロの影響もあって、携帯電話の需要低迷は続くと見る向きが多い。しかし、同レポートでは、2002年に巻き返しを図ろうとする欧米の携帯電話メーカーも多く、きっかけ次第では欧州においてカラー携帯電話の市場が立ち上がる可能性もあるとしている。

 カラー液晶の方式別では、2001年第3四半期まではSTNのパッシブ方式の方が多く、2001年第4四半期にはTFTとTFDを合わせたアクティブ方式の方が多くなり、通年ではパッシブ方式が2883万枚、アクティブ方式は1943万枚になるものと見られる。


・ ニュースリリース
  http://ma.nikkeibp.co.jp/MA/guests/release/0110_12/011019lcd.htm


(松下 麻利)
2001/10/22 16:08

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