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「迷惑メール撲滅運動」プロジェクトが第1回調査結果を発表

 ネットビレッジとデジタルストリートは、2001年6月から共同で展開しているプロジェクト「迷惑メール撲滅運動」で、「第1回迷惑メール調査結果」を発表した。また同時に、迷惑メール撲滅運動の一環として、今後「迷惑メールデータベース」を共同開発し、ISPや調査会社向けに提供していくと発表した。

 「迷惑メール撲滅運動」は、ネットビレッジがiモードの公式メニューで提供する、会社やプロバイダーのアドレスに届いたメールをiモード端末から参照できるWebメールサービス「リモートメール」(月額200円)と、iモードサイト検索サービス「OH!NEW?」を運営するデジタルストリートのチェーンメール受取人サービス「iレンジャー」の2つのサービスを連携・強化することで、迷惑メールについてのアンケートや被害状況の分析、サイト上での被害状況の公開などを行ない、迷惑メールへの対策に努めるというプロジェクト。今年6月から実施されている。

 今回、同プロジェクトで発表された「第1回迷惑メール調査結果」では、3通りの調査方法による結果が発表された。まず、2001年9月20日~24日までの5日間に、デジタルストリートの「OH!NEW?」上で行なわれた調査結果(有効回答者数:6363人)によると、受信した迷惑メールの内容は、8割が「出会い系」、次いで「アダルト系」となった。

 次に、2001年4月~9月に「OH!NEW?」の「iレンジャー」へ届けられた迷惑メールの調査結果(迷惑メール数の合計:2万8667通)によると、4月の時点で約9割が初期状態からメールアドレスの変更を行なっていなかったが、キャリアからのメールアドレス変更の告知が集中した7月を境に割合が逆転し、9月の時点では約8割のユーザーがメールアドレス変更済となっていた。また、6~10桁のメールアドレスを持つユーザーが全体の半数以上となり、11~15桁またはそれ以上のユーザーも半数近くいることから、具体的な対策として、桁の増加で対策している傾向が浮き彫りとなった。

 最後に、2001年8月1日~9月30日にかけてネットビレッジが用意した1台の調査用iモード端末に届いた迷惑メールの調査結果によると、同端末に届いた迷惑メールは、2カ月間で2006通、1日平均で32.8通に及ぶ結果となった。

 なお、両社では今後、現行の調査に加えて迷惑メールのドメインやURLなども独自に調査し、それらをもとに着信拒否のフィルタリング機能を備えたデータベースの構築を共同で行ない、順次ISPや調査会社に提供していくという。ただし、現時点では同データベースの詳細な機能や提供方式については未定で、開発状況により有料提供になる可能性もあるとしている。


・ ニュースリリース(ネットビレッジ)
  http://rstyle.jp/pressroom_rmail_20011029.html
・ 「迷惑メール撲滅運動」のWebサイト(ネットビレッジ)
  http://rstyle.jp/rmail/i/meiwaku.html
・ OH!NEW?「iレンジャー」(デジタルストリート)
  http://www.ohnew.co.jp/iran/

ネットビレッジとデジタルストリート、迷惑メール撲滅でタイアップ


(松下 麻利)
2001/10/29 14:07

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