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今回の協業により提供されるのは、DDIポケットの定額制データ通信サービス「AirH"」と日本HPのポケットPC「hp jornada 548/525」に、ドリーム・アーツが提供するナレッジマネジメント型のプラットフォーム「INSUITE One（インスイート・ワン）」を組み合わせた、企業向けのトータルソリューション。INSUITE Oneでは、スケジュールやホームページ作成を中心としたグループウェア機能が利用でき、社内の既存システムや外部のインターネットコンテンツと連携可能で、携帯電話やPDAなどのモバイル端末からのアクセスにも対応する。 システムの利用イメージは、企業ユーザーが社外からjornadaとAirH"カードで通信し、日本HPが提供するLinuxサーバー「hp netserver」を介して社内のイントラからINSUITE Oneのグループウェア機能などが利用できるというもの。システムのカスタマイズやインテグレーションは、日本HPとドリーム・アーツ、およびそのSIパートナーが担当し、販売については協業３社の営業部門がそれぞれ行なうことで、販売ルートの拡大に繋げるという。
料金は、jornadaとAirH"カードの端末利用料が１セット５万円～、システム価格が100ユーザー規模で250万円～（システムの設定内容により異なる）。通信料は定額制で、DDIポケットの年間契約割引適用時で月額4930円（１回線）となる。 なお、３社ではこのソリューションに関して12月12日に共同でセミナーを開催する予定で、今年度下期までに約30社への導入を計画しているという。DDIポケット法人営業部長・長岡氏は、「今回の協業により、企業向けモバイルソリューションの中核にはDDIポケットのAirH"がある、といった認識の高まりが期待できる」とコメントしており、各社とも、それぞれの製品やサービスへの認知度が浸透することを期待している。
・ DDIポケット http://www.ddipocket.co.jp/ ・ 日本ヒューレット・パッカード http://welcome.hp.com/ ・ ドリーム・アーツ http://www.dreamarts.co.jp/ （松下 麻利） 2001/11/07 15:45 | ||||||||
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