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iモードユーザー、40代のメール利用率が拡大

 情報通信総合研究所は、同社のマーケティング・サイト「MIN」のiモード向けアンケートサイトで行なった「第3回 iモードユーザーアンケート調査」の結果を発表した。

 「iモードユーザーアンケート調査」は、昨年より継続的に実施されているもので、2000年3月に第1回、2000年7月に第2回調査を行なっており、今回で3回目を迎える。第3回の調査期間は2001年7月26日~8月16日で、有効回答者数は888名。回答者の基本属性としては、男女の割合がほぼ半々で、年齢は平均30歳、職業は会社員・公務員が過半数を占めている。

 同調査によると、「携帯電話の利用」については、ユーザーがiモード端末で1日に利用する「電話受発信数」および「メール受発信数」は、第2回調査に比べ増加しており、特に「メール受発信数」の伸び率が大きく、全体で約2倍となった。特に40代が2.3倍の伸び率となっている。iモード端末での「電話」「メール」「Web」の利用比率は、「メール」の利用比率が今回の調査では45.5%となり、第1回から拡大傾向にあることがわかった。

 「iモードでのオンライン・ショッピングの利用」については、その経験率は45.3%で約半数を占め、昨年の第2回調査とほとんど変化してないが、「利用金額」は1カ月平均で約2600円と1.4倍に上昇している。購入商品は1位が「有料着メロ・音楽」(74.4%)、2位が「有料情報」(38.1%)となり、上位6位まではすべてデジタル・コンテンツが占めている。今年1年間で最もポイントを伸ばした商品は「CD・ビデオ・DVD」(16.4%)で、この他にも書籍やパソコン・ゲームソフトなどの物販系商品全般が伸びてきている。

 「各ユーザー層における特徴」としては、40代のユーザーが電話やメールの利用だけでなく、iモードでのオンラインショッピングにも意欲的なことがわかり、1カ月間のショッピング利用金額は、40代のユーザーが最も高く4086円だった。購入商品は、若年層で「有料着メロ・音楽」「有料ゲーム」などのエンターテインメント性の高いデジタルコンテンツが中心であるのに対し、年代が高くなるにつれて「有料ニュース」「有料情報」「株式」といった実用性の高い商品の利用が増えている。今後の「オンライン・ショッピング利用意向」についても、40代が最も高い結果となった。


・ ニュースリリース
  http://www.icr.co.jp/info/press/press20011113.html
・ MIN(パソコン向け)
  http://www.commerce.or.jp/

iモードのオンラインショッピング利用額、平均は月1845円


(松下 麻利)
2001/11/13 19:27

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