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日本通信、コンシューマ向けのデータ通信サービス開始

データカード「BMH10-J」
 日本通信は、DDIポケットの卸売り回線(PHS網)を利用して、一般コンシューマ向けにプリペイド形式のデータ通信サービス「bモバイル・プリペイドサービス」を12月1日から開始する。

 同社では、今年10月からDDIポケットのPHS網を利用したパケット通信方式による法人向けのデータ通信サービス「bモバイル・データサービス」を提供しているが、今回開始される「bモバイル・プリペイドサービス」は、この法人向けサービスのネットワークを使用して、一般コンシューマ向けに提供するデータ通信サービスとなる。

 具体的には、32kbps/128kbpsのパケット通信に対応したPCMCIAタイプのデータカード「BMH10-J」と1年分の通信料がプリペイド形式のパッケージ商品として、全国の家電量販店などで販売される。当初の通信スピードは32kbps(ベストエフォート)となるが、2002年春に予定されている128kbpsのサービス開始時には、データカードがあらかじめ128kbpsに対応しているため、端末内のソフトを書き替えるだけで128kbps通信が利用できる。ソフト書き換えのグレードアップは無料で提供される予定。

 パッケージには、1日24時間接続可能な「24時間プラン」、1日(20時~翌8時の間)12時間まで接続可能な「ナイトプラン」、1日(23時~翌6時の間)7時間まで接続可能な「ミッドナイトプラン」の3種類が用意される。価格はいずれもオープンプライスだが、店頭価格は「24時間プラン」の場合で7万円台後半~8万円台後半の見込み。

 なお、法人向けのサービスと同様に、「bモバイル・プリペイドサービス」でも12月1日から、Webベースのコンテンツを圧縮して受信可能にする「アクセラレーター機能」が追加される予定。同機能は、コンテンツ変換サーバーを設けることで、HTMLやXMLの無駄なタグや改行を取り除いたり、GIF画像をJPEG画像に変換して、合計のファイルサイズを小さくすることにより、平均30%程度のコンテンツ圧縮が可能となり、その結果、実質的な通信効率が向上でき、現状の32kbpsを最大50kbps相当で利用できるという。また、128kbpsサービスの移行時には最大200kbps相当の通信スピードが見込まれる。


・ ニュースリリース
  http://www.j-com.co.jp/news/release/0031.html
・ 「bモバイル・プリペイドサービス」サービス案内
  http://www.bmobile.co.jp/bmh/

日本通信、bモバイルに通信効率を上げる新機能を追加


(松下 麻利)
2001/11/28 15:47

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