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沖電気、インターデビット決済をiモードから利用できるサービス

 沖電気工業とペイメントファーストは、日本インターネット決済推進協議会(JIPPA)が推進するインターネット上のデビット決済ブランド「インターデビット」によるネット決済がiモードから利用できる「iモード向けインターデビット決済サービス」を12月17日から開始する。

 ペイメントファーストは、沖電気工業、NTTデータ、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモ、マイクロソフトの5社が2000年6月に共同設立した会社。ペイメントファーストでは、インターデビット決済を利用するために必要なウォレット(インターネット上の財布)をサーバー上で集中管理し、金融機関が利用者に発行した電子証明書をサーバー上に保管することで安全性に優れたインターデビット決済を実現するパソコン向けの「インターデビットウォレットサービス」(ウォレットサービス)を、今年4月から沖電気と提供している。

 今回提供されるのは、このウォレットサービスの機能を拡張し、iモードからの利用に対応させたもの。NTTドコモのiモードゲートウェイと専用線で接続した専用サーバにより、iモードの全機種から利用できるようになっているという。また、既にパソコンからインターデビット決済を利用しているユーザーは、追加手続や設定変更不要でiモードからも利用でき、インターデビット決済を導入している仮想店舗(インターデビット加盟店)についてもiモード用コンテンツを作成するだけでiモードからの決済に対応できるという。

 利用者のメリットとしては、仮想店舗には注文情報のみが、金融機関には支払情報のみが通知されるため、口座番号や暗証番号などの漏洩リスクが軽減できるほか、支払情報の改ざん防止にも繋がり、クレジットカードを持っていない場合でも利用できるといった点が挙げられる。

 サービス開始当初は、「富士銀行サイバーバンク インターデビットサービス」および「富士銀行エムタウン支店 エムタウンデビットサービス」の利用者を対象に、まずは全日本空輸のサイトで同サービスが利用できるようになり、野村證券や丸八証券でも同サービスへの対応を検討しているという。


・ ニュースリリース(沖電気)
  http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2001/12/z0199.html
・ ペイメントファースト
  http://www.p1st.co.jp

沖電気など5社がネット決済新会社、iモードにも対応


(松下 麻利)
2001/12/12 15:43

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