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auとツーカー、宛先不明メールの受信ブロックなど迷惑メール対策

 KDDI・沖縄セルラーおよびツーカーグループは、大量の宛先不明メールの受信ブロックなど迷惑メール対策を12月20日から実施すると発表した。

 今回、新たに採られる迷惑メール対策は、大量の不明な宛先を含むメールをサーバー側でブロックするというもので、NTTドコモが11月に発表・実施した対策とほぼ同じ内容となっている。不特定多数に送信される迷惑メールでは、ランダムに組み合わせたメールアドレス宛に送信されるケースが多く、膨大な宛先不明メールが発生する。これをサーバー側でブロックすることによって、迷惑メールがユーザーに届くことを防ぐとともに、ネットワークセンターの負荷を軽減できる。

 しかし、この方法では、業者側が実在するアドレスをデータベース化し、それを元に迷惑メールを大量送信する場合、十分な効果が得られないという側面も持ちあわせている。

 KDDIでは迷惑メール対策として、サーバー側のブロックのほか、9月の発表に基づき、迷惑メール送信業者に悪用されることが多かったCメールのインターネットメール機能も12月20日で廃止する。

 なお、auの次世代サービスに対応したC3000およびC5000の両シリーズの端末では、共通の仕様としてメールアドレスの変更が1日に3回まで可能になっている。ただし、エントリーモデルとなるC1000シリーズと従来機のC4XXシリーズ以前に関しては、従来通り、初期設定時に登録したアドレスからの変更は不可能となっている。


・ ニュースリリース(KDDI)
  http://www.kddi.com/release/2001/1213/index.html

au、Cメール宛のインターネットメールを全てブロック
ドコモ、宛先不明の迷惑メールはiモードセンターで受信ブロック


(伊藤 大地)
2001/12/13 16:14

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