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ドコモ、iモードネットワーク開放の概要を発表

 NTTドコモは、ISPへのiモード用パケット網インターフェイスの開放条件を公開し、ドコモのネットワークとISPとの試験接続の受付を開始した。ドコモでは試験の結果をうけて、早ければ年内にも本格的な運用を開始できるとしている。

 今回発表されたのは、iモードのPDC-P網およびIMT-2000(FOMA)網と各ISPのネットワークを接続する手順など。試験接続は、第1種および第2種通信事業者に限定したものとなっており、今年11月上旬にも開始される予定。

 ドコモでは、iモード端末から各社のポータルサイトへの接続を可能とする「Webアクセス機能」、Push型メッセージ受信やPull型メッセージ受信を実現する「メール機能」を各ISPに提供。各ISPは、発信者番号や位置情報を活用したサービスの提供も可能となる。ただし、今のところ、FOMAについては位置情報サービスのインターフェイスは用意されていない。

 Webアクセス機能では、各ISPがドコモのメニューリストとほぼ同様のポータルサイトを構築できる。各ISPは、独自のポータルサイトからISP独自の有料サービスを立ち上げることも可能だが、料金回収代行サービスは提供されない。

 メール機能については、ISPのメールサーバーとiモード端末を接続し、iモードメールと同様に自動受信ができるPush型メッセージ受信機能と、iモードの「センター問い合わせ機能」のように届いているメールを確認できるPull型メッセージ受信機能を提供。提供されるメッセージサービスの添付ファイルの種類や文字制限数はiモードとFOMAの各メールサービスと共通のものとなっている。

 ユーザーは、ドコモを含む複数のISPと契約した場合、最初に自分の接続するISPを選択して、各ISPのサービスに接続するようになっており、同時に複数のプロバイダーからメールを受信することはできない。また、ドコモ以外のプロバイダーを選択した場合、iモードの月額料金300円のうち、付加機能使用料(iモード)の100円が不要になる。

 なお、各ISPがドコモのネットワークと接続の際、接続工事費や回線費用を支払う必要があり、最低1年間はサービスを継続する必要がある。


・ NTTドコモ企画調整室NW企画担当
  E-mail: isp_apply@nttdocomo.co.jp
 

・ ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0125b.html


(横田 真俊)
2002/01/25 20:26

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