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ALSI、米MobileWebSurf社のコンテンツ自動変換ツールを販売

 アルプス電気の子会社であるアルプス システム インテグレーション(ALSI)は、米MobileWebSurf社(MWS)への資本参加および製品の独占販売契約を締結し、MWSのマルチデバイス向けコンテンツ自動変換ツール「WorldCruiser」を3月20日より販売開始すると発表した。同社ではビジネスパートナーも募集する。


アルプス システム インテグレーション 代表取締役社長 大喜多晃氏
MobileWebSurf 社長 サンジェイ・シンハ氏

 MWSの開発による「WorldCruiser」は、パソコン向けのWebコンテンツや情報システムを、携帯電話やPDAなどのモバイル端末向けに自動変換するツールで、ISPやASPなどへの提供を想定したもの。画像は表示端末に適した形式に最適化され、1つのWebページを複数のページにリンク分割することで、携帯電話など画面が小さい端末へ表示させるという。Word、Excel、PowerPoint、PDFなどのファイルにも対応し、各種端末から閲覧できる。

 また、自動変換後のコンテンツのタイトルを付け替えたり並べ替えたり、情報を削除したりして表示させることができるカスタマイズ機能も用意され、WorldCruiserのサーバー側ではJavaScriptやクッキー機能(セッション管理)にも対応。今後は、サーバーと携帯電話間におけるSSLにも対応する予定で、同社ではこれらの機能を競合製品との差別化に挙げている。


タイトルの付け替えや並べ替え、情報削除など、変換後のコンテンツ表示をカスタマイズできる機能も

 今現在、対応が確認されているのはiモード(FOMA含む)、J-スカイ、EZweb、Pocket PC、Windows CE、Palm OS、Zaurusで、WAP2.0に対応したau端末でも利用できる。価格はライセンス料が200万円、年間サポート料が30万円(いずれも同時接続する端末が100台までの場合)。MWSへの出資金額は25万米ドルで、出資比率は2月末時点で1.4%となる予定。ALSIでは、初年度で500ライセンスを販売し、5億円の売り上げを見込む。


NTTドコモのiモード端末(左)およびブラウザフォン(右)で、自動変換されたページを表示
PDAでALSIのWebサイトを表示。左はコンテンツの自動変換処理が行なわれていない状態。画像は表示されず、この画面内ではページ内の情報を確認できない。右は同ページがWorldCruserで自動変換された状態

・ アルプスシステムインテグレーション
  E-mail: mws@alsi.co.jp
 

・ ニュースリリース(ALSI)
  http://www.alsi.co.jp/news/Nr0111_MWS.htm
・ MobileWebSurf Corporation(MWS)
  http://www.mobilewebsurf.com/


(松下 麻利)
2002/01/30 19:31

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