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NTTソフト、PDAとGPSを利用した横浜市の都市情報システムを設計

 NTTソフトウェアは、横浜市からの受託により、横浜市道路局が3月9日~20日まで実施する歩行者ナビゲーションサービスの実証実験に向けて、PDAとGPSを利用した都市情報提供システムを設計したと発表した。

 今回同社が設計を受託したのは、PDAとGPSを組み合わせ、横浜市を訪れる観光者などに街情報や経路案内などのサービスを提供する歩行者向けのナビゲーションシステム。利用者はGPS機能を装備したPDAを持ち歩き、GPSにより取得される位置情報からPDAの地図上で自分のいる現在地が確認でき、JR根岸線(横浜駅東口~山手の丘まで)より港側のエリア内においては、施設間の経路案内や誘導システムが利用できる。案内経路の設定後に目的地を変更することも可能。

 登録済施設などの街情報や、時刻表などの公共交通情報も閲覧でき、名称やジャンルなどから施設を検索することも可能で、GPSが使用できない場所では利用者が進行状況をボタン操作することにより、再び継続して経路誘導が行なわれるようになっている。施設や公共交通情報などの表示や経路案内・誘導は、画像や文章の表示に加えて音声による案内にも対応するという。

 使い方は誰にでもわかりやすいインターフェイスが考慮され、利用者はPDA上で文字の入力を行なうことなく簡単なボタン操作だけで利用できる。また、歩行者向けのナビゲーションであるため、歩道橋や横断歩道、階段などの細かいポイントをサポートした設計になっているという。

 同実験で使用されるPDAは、カシオ計算機製でPocket PC 2002を搭載した「カシオペア E-2000」。同PDAに装備されるGPS装置は日本無線のものが採用される。地図はゼンリンのものが使用され、縮小・拡大や移動表示に加え、進行方向に応じた回転表示にも対応する。期間中は石川町駅、桜木町駅、横浜駅(東口)の3カ所において無料でPDAが貸し出される予定。


・ NTTソフトウェア ITS推進本部
  Tel: 045-212-7529
 

・ ニュースリリース(NTTソフトウェア)
  http://www.ntts.co.jp/wn/WhatsNew/020221_NR.html
・ 横浜市のホームページ
  http://www.city.yokohama.jp/


(松下 麻利)
2002/02/21 17:32

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