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NTTドコモグループは、現在NTTドコモ（中央）、東海、関西の３社で提供している3Gサービス「FOMA」を、４月１日からNTTドコモ北海道、東北、北陸、中国、四国、九州の６社でも開始すると発表した。現在FOMAサービスを提供中の３社でも、３月上旬より順次エリアの拡大を実施する。また、今夏に提供予定の、FOMAとPDCを同一番号で利用できる「デュアルネットワークサービス」が開始されるまでの間に、FOMAの基本使用料が最大55％割引となる「期間限定特別料金」を４月１日から提供する。 ４月１日からFOMAサービスが開始される地域は、ドコモ北海道の管轄エリアが札幌市、江別市、小樽市、岩見沢市など。ドコモ東北の管轄エリアは宮城県 仙台市、多賀城市、宮城郡利府町・七ヶ浜町など。ドコモ北陸の管轄エリアは石川県 金沢市、松任市、富山県 富山市、福井県 福井市など。ドコモ中国の管轄エリアは広島県 広島市、廿日市市、安芸郡府中町、岡山県 岡山市、倉敷市など。ドコモ四国の管轄エリアは香川県 高松市、丸亀市、坂出市、善通寺市、観音寺市など。ドコモ九州の管轄エリアは福岡県 福岡市、春日市、筑紫野市、沖縄県 那覇市、浦添市など。 サービス内容は、TV電話や64kbpsのパケット通信、ショートメッセージ、マルチアクセスなど、料金体系を含めて現在提供中のサービスと同一内容になり、端末についても現在サービス提供エリアで販売中の対応機種と同じラインナップが４月１日より順次発売となる。これにより、４月の時点では全国主要都市レベルでFOMAサービスが利用可能となり、全国で人口カバー率約60％になる。また、秋頃には再び全国レベルでエリアが拡大され、2002年度末には全国で人口カバー率約90％がサポートされる予定となっている。
なお、現在FOMAサービスを提供中の３社が３月上旬よりエリア拡大する地域は、ドコモ（中央）の管轄エリアが神奈川県 山北町、開成町、千葉県 館山市、本埜村、埼玉県 秩父市、小川町、茨城県 水戸市、日立市、栃木県 宇都宮市、足利市、群馬県 前橋市、高崎市、山梨県 甲府市、富士吉田市、長野県 長野市、松本市、新潟県 新潟市、長岡市などの北関東、甲信越の主要エリアおよび南関東の一部エリアで、３月２日以降から利用可能となる。ドコモ東海の管轄エリアでは、３月１日以降から愛知県 尾張旭市、瀬戸市、岐阜県 各務原市、三重県 桑名市、鈴鹿市、静岡県 清水市、３月８日以降からは静岡県 御殿場市、裾野市、沼津市などの東海主要エリアが利用可能となる。ドコモ関西の管轄エリアでは、大阪府 岸和田市、池田市、泉大津市、兵庫県 明石市、伊丹市、宝塚市などの京阪神主要エリアが３月１日以降から利用可能となる。
ドコモグループ９社では、今夏に同一番号でFOMAとPDCの使い分けが可能になる「デュアルネットワークサービス」を提供する予定となっているが、それまでの間にFOMAとPDC（FOMAとPHS、FOMA同士の場合も含む）を併用する場合は「期間限定特別料金」が設定され、４月１日から提供される。この料金設定では、FOMAの基本使用料が最大55％割引となり、FOMAの新規契約または契約変更時の事務手数料も無料になる。ただし、「ファミリー割引」または「ビジネス割引」の契約者が対象。提供期間は８月31日まで。ドコモ北海道については、事務手数料の無料化のみ９月30日まで実施される。 ・ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0222a.html ・ ドコモ、FOMAとPDCが同一番号で使えるサービスを来春に開始か （松下 麻利） 2002/02/22 18:56 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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