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ドコモ、専用のメール送信ポートを提供する「特定接続サービス」

 NTTドコモグループは、iモードユーザーへのメール送信のための専用接続口を提供する「特定接続サービス」を3月1日から開始する。価格は初期費用1万2000円~、月額利用料が1万5000円~。ドコモでは電話による問い合わせを受け付けている。

 「特定接続サービス」は、コンテンツプロバイダーなど、iモードユーザーにメールを送信する業者・個人向けに、専用のメール送信サーバーをドコモのiモードセンター内に設けるというもの。

 現行では、すべてのメールがiモードセンターのメールサーバーで処理されているため、大量に送信される迷惑メールなどでサーバーに大きな負荷がかかり、一部で遅延が生じるといった現象や、大量送信された宛先不明メールのブロックなどドコモの迷惑メール対策により、ユーザーの同意に基づいているのにもかかわらず、コンテンツプロバイダー発のメールを迷惑メールとしてブロックしてしまうなどの問題が指摘されていた。

 「特定接続サービス」では、一般利用されるメールサーバーを経由せずに専用の送信ポートからiモードユーザーへ送信するため、遅配や意図しないブロックなどを避けて確実にメールを届けられる。同サービスの提供条件についてドコモでは、「ある一定条件」と詳細を明らかにしていないが、iモードコンテンツの申請と同様に、「発信元の情報を明らかにすること」や「ユーザーの同意に基づいてメール配信を行なうこと」などが含まれる見通し。

 1契約で1個のIPアドレスと2つのSMTPセッションが利用可能で、基本使用料は1契約につき月額1万5000円。新規契約した場合、事務手数料として2000円、工事費として1万円の初期費用がかかる。また、月額7500円でSMTPセッションの追加でき、セッション数やIPアドレスの変更時には、変更事務手数料2000円と工事費の1万円がそれぞれ必要になる。

 NTTドコモでは、同サービスについて、「迷惑メールなどの影響で一部、ユーザーに必要なメールがすぐに届かないという状況があった。この状況を遺憾と受けとめ、円滑にメール送信が行なえるサービスを用意した」としている。


サービスイメージ図

・ 特定接続サービスセンター
  Tel: 0120-531-360

・ ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0222e.html


(伊藤 大地)
2002/02/22 19:40

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