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ガートナー調査、世界の携帯端末販売台数が初の前年割れ

 ガートナージャパンは、2001年の世界の携帯電話販売台数が対前年比で3.2%減の3億9958台だったと発表。携帯電話端末では、年間販売台数の対前年比割れは初めて。

 調査レポートでは、西欧・南米市場において成長に大きく貢献してきたプリペイド端末に対する販売奨励金が廃止される動きが2001年に広がったことが、主な原因であると分析。SIMカードの販売が予想以上に好調だったが、これがGSM方式の中古端末の利用を促進する結果となったことも停滞要因として挙げている。

 このほか、2000年第4四半期に発生し大量の在庫がグレー・マーケットに流出、中国などで正規ルート販売に影響を与えたことや、GPRS端末がインフラ構築の遅れで販売台数が伸びなかったことも影響していると指摘する。

 メーカー別では、第1位のノキアは35.0%とさらにシェアを延ばした。2位以下は、2位モトローラ(14.8%)、3位シーメンス(7.4%)、4位サムソン(7.1%)、5位ソニー・エリクソン(6.7%)と続く。日本国内メーカーでは6位パナソニック、7位NEC、9位三菱電機が上位に入っている。

 2002年の見通しでは、上半期は完全に回復するとは考えにくいものの、カラー画面による買い換え需要創出が来たいされることが明るい兆しだと言う。カラー画面端末では、日本のメーカーが圧倒的な経験をもつことから、2002年は日本のメーカーが世界市場で広く知られる転換期となることが期待できるとしている。


・ ニュースリリース(ガートナージャパン)
  http://www.gartner.co.jp/press/pr20020312.html


(工藤 ひろえ)
2002/03/12 17:25

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