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ドコモ東海と東海テレビ、FOMAと地上波で放送・通信の融合実験

 NTTドコモ東海と東海テレビ放送は、現行の地上アナログ放送とiモードやFOMAを組み合わせ、放送と通信の融合に向けた共同実験を3月18日から実施する。

 同実験は、現行の地上アナログ放送の同時・大量性や容易性に、双方向性や移動性などの利点が加わり、高品質・高付加価値な放送サービスの展開が期待される地上デジタル放送の開始に向けて、FOMAを中心とした通信と放送を融合することにより、新たな視聴者ニーズにマッチしたテレビ放送の創出を目指して行なわれるもの。

 両社では、今回行なわれる各種実験への協賛企業を募集し、実験の第1ステップとして、既存設備の地上アナログ放送とiモードやFOMA間で、協賛企業と多彩なコンテンツを継続的に展開し、視聴者、テレビ局、協賛企業、通信ネットワークの各側面で定量的なデータやノウハウの蓄積、検証を行なう。

 具体的には、FOMAのiモーションなどで配信される番組やCMの詳細情報を視聴者が携帯電話で受信し、各種コンテンツに対する視聴者の評価を徴収する実験や、テレビ番組と連動した協賛企業の割引クーポンなどをiモードで「2次元バーコード」として配信し、その有効性を検証する実験、FOMAのテレビ電話機能を活用したり、リアルタイムのアンケートやクイズなどを実施する視聴者参加型番組の実験などが予定されている。対象番組は、グルメ情報や暮らしに役立つ生活術などを紹介する東海テレビの主婦向け番組「ぴーかんテレビ 元気がいいね!」(月~金放送)など。

 なお、実験の第2ステップでは、地上デジタル放送の準備が整い次第、第1ステップでの実験結果を踏まえて、地上デジタル放送の高品質・広帯域性と、FOMAの映像、高速・大容量通信のメリットを活かした番組制作や各種コンテンツ制作による実験、検証が行なわれるという。


・ ニュースリリース
  http://www.docomo-tokai.co.jp/2002/normal_hp/news/0314a.html


(松下 麻利)
2002/03/14 16:01

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