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ドコモ、海外投資先の株価低迷による減損処理5500億円

 NTTドコモは、同社の3月期の連結決算で、海外投資先における減損処理の詳細を発表した。処理額の合計は連結で5500億円、単独で6160億円。

 今回の特別損失処理は、同社が海外進出の足がかりとして投資した米国・英国・台湾企業の株価下落に伴って行なわれるもの。内訳は、米国のAT&T Wireless Serviceが5060億円(単独:5630億円)、英国のHutchison 3G UK Holdingsが140億円(同:210億円)、台湾のKG Telecommunicationsが300億円(同:320億円)となっている。

 これに合わせ、平成14年3月期の業績予想も修正され、連結純利益は前年実績から4015億円減となる360億円の赤字になる見込み。


・ ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0404.html


(伊藤 大地)
2002/04/04 16:44

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