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キャリア各社がW杯をサポート、各会場で3G携帯が利用可能に

 総務省は、5月末から日韓で共催されるワールドカップサッカーに向けた「ワールドカップサッカー関連の主なITプロジェクト」を取りまとめ、その概要を発表した。

 今回発表されたプロジェクトは、日韓共催ワールドカップの成功とワールドカップを契機としたITプロジェクトの推進を目指して取り組まれるもの。この中で、「通信環境の整備」として、「第3世代携帯電話(IMT-2000)の展開」や「日韓ワールドサッカーに合わせた携帯電話の新サービス」が挙げられており、3G携帯電話の通信環境整備や、共催国である韓国と連携するサービスなどが発表された。

 具体的には、「第3世代携帯電話(IMT-2000)の展開」として、日本国内の各試合会場やプレスセンターにおいて、NTTドコモのFOMAおよびKDDI(au)のCDMA2000 1xの通信環境がそれぞれ整備される。対象となる試合会場は、FOMAが10カ所、CDMA2000 1xが8カ所になる予定。

 「日韓ワールドサッカーに合わせた携帯電話の新サービス」としては、auの国際ローミングサービス「GLOBAL PASSPORT」や、J-フォンが3月1日より提供を開始した海外旅行者向けのレンタル携帯電話サービス「Travelfone(トラベルフォン)」などが挙げられている。ただし、GLOBAL PASSPORTは昨年から韓国SKテレコムとローミング可能で、海外渡航するJ-フォンユーザーに対して現地の通信規格に合った携帯電話をレンタルするTravelfoneは、当初の対応国として韓国がサポートされており、いずれも既存の提供サービスとなる。両社では、今回のワールドカップに向けた特別なアナウンスやサービスを提供する予定は今のところないとしている。

 同省ではこのほか、国土交通省と連携して5~7月に成田エクスプレスの全列車内(グリーン車)に無線LANの基地局を設置し、1輌につき10台まで貸与するパソコンと無線LANカードから3G携帯電話の通信網に接続し、高速無線LANによるインターネットアクセスを可能にする実験などのプロジェクトも検討している。また、大会開催に伴なって来日が予定される主要国元首の警備用や大会放送用の周波数といった、重要な無線通信への妨害電波に対し、電波監視体制を強化する体制を執ることなども発表している。


・ ニュースリリース(総務省)
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020405_1.html

auの国際ローミング、韓国SKテレコムのエリア内でも利用可能に
J-フォン、海外旅行者向けのレンタルサービス「Travelfone」


(松下 麻利)
2002/04/08 17:07

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